文春文庫<br> 北朝鮮に消えた友と私の物語

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文春文庫
北朝鮮に消えた友と私の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 433p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167260064
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

1972年「赤旗」平壌特派員となった私は、大阪の定時制高校で席を並べた親友の尹元一を訪ねた。友は「地上の楽園」で幸せに暮らしているはずだった―。帰国運動の悲劇を描き満票で第30回大宅壮一ノンフィクション賞に輝いた記念碑的名作。

目次

第1部 大阪篇(密航少年との出会い;おまえはなんで大阪にきたんや? ほか)
第2部 済州島篇(緑の島;洞窟の死闘 ほか)
第3部 ピョンヤン篇(あこがれのピョンヤン;最初のショック ほか)
第4部 ワシントン・東京篇(「赤旗」退職;ソ連に占領された北朝鮮 ほか)

著者等紹介

萩原遼[ハギワラリョウ]
1937(昭和12)年、高知県生まれ。67年、大阪外国語大学朝鮮語科卒業(第一期生)。69~88年、「赤旗」記者。72~73年、平壌特派員。89年からフリーランスとなる。89年12月~92年8月、ワシントンに滞在。国立公文書館に秘蔵される米軍奪取の北朝鮮文書160万ページを3年がかりで読破し『朝鮮戦争―金日成とマッカーサーの陰謀』(1993年、文芸春秋)を著した。60年代の帰国運動で北に帰った人々の悲劇を描いた『北朝鮮に消えた友と私の物語』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を満票で受賞した。他に著書、訳書多数
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