文春文庫
映画が目にしみる (増補完全版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 537p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167256265
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

99年からの映画コラムを厳選! さらに、書き下ろし「イーストウッド」論も収録。著者映画批評の決定版です。DVD情報も満載。

内容説明

世紀をまたいで書き続けた名物連載から映画コラム171本を厳選!黒澤明「天国と地獄」からイーストウッド「硫黄島からの手紙」、原節子、阪東妻三郎から綾瀬はるか、香川照之まで―新旧作品を超えて縦横無尽に書きつくす小林信彦の“決定版”映画コラム集。700本超の詳細な作品名インデックス付き。DVD情報も満載。

目次

「踊る大捜査線」と「ショムニ」
三木のり平の明と暗
だましの映画「スパニッシュ・プリズナー」
若者は自分たちの時代の映画を語るべきだ
第71回アカデミー賞をめぐって
テレビだのみの日本映画界だが
ディカプリオ出演のウディ・アレン映画
「スター・ウォーズ」とCGの氾濫
「シンプル・プラン」はサスペンスの秀作だ
「アイズ・ワイド・シャット」は本当にスゴイのか?〔ほか〕

著者等紹介

小林信彦[コバヤシノブヒコ]
昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cinejazz

10
和菓子屋の息子で『ヒッチコック・マガジン』元編集長、小説家、芸能コラムニストの【小林信彦】が、中日新聞に連載した700本を超える映画コラムを纏めた映画ファン垂唾の一冊。幼少の頃から浴びるほど映画を観て育った著者が、本書のコラム(1991-2007)に度々登場させ、熱っぽく語ったお気に入り女優は<ニコ-ル・キッドマン>である。男優兼監督の<クリント・イーストウッド>は、群を抜いて評価点の高い多彩な人物として取り上げられている。2019/09/07

林 一歩

5
マニアックかつミーハー(死語?)が渾然一体となってる様は面白い。いろいろ言ってますけど結局綺麗な女優さんがお好きなんでしょ。2012/05/02

うめうめ

4
小林先生本当に女優さんが好きなんだなあ~(笑)★★☆2012/08/03

ten

4
ロリコンかもしれない。そしてニコマン好きかもしれない。でも良いんだ。小林信彦は何を語っても良いんだ!御歳七十八にして、この鑑賞量と幅の広さに脱帽。2010/11/22

ohashi

3
映画についていけなくなって、だいたい、一年。そのブランクを埋め、再び、映画をみはじめるために手にした一冊。小林氏のような見巧者が書いたコラムを読むことによって、自分がみていない作品まで、観たことにしてしまおうという。本も映画も、根気強く。2013/10/20

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