出版社内容情報
繰り返し見る幻から、願いの叶う"使者の杖"を授かった少年、長じて悪疫を世界にまきちらしては自分でなおす万能の医師になったが
内容説明
カデューシアスの杖がかなえてくれる恩恵、それは全能といってもいいくらい大きい。だが、秤を平衡に保つかのように、予期せぬ災いが身近にふりかかる。それはやがて、エイズをしのぐ終末の病となって世界を覆いつくす―フランケンシュタイン譚をどこか思わせ、しかし善意の人みなが巻きこまれてしまう、裁きの日の恐怖。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林 一歩
7
再読。初読時の衝撃はさすがに薄まったが、着想とオチは秀逸だろう。2012/10/14
Jeanie
0
悪の教典というよりもdeath noteの八神のイメージじゃないかな、と始まった下巻。どう展開するのかと期待した途端ぷつりと途切れてしまったような感じ。なんだか着想ありきで雑な印象。2012/09/06
YO!マイキー
0
WACKIES聞きながら 当然上巻も2009/09/13
inugamix
0
[購入本]
竜
0
ウィリアムも家族も神も登場人物は、ほぼ善でもなく悪でもなく、誰に感情移入できるわけでもないが、展開が気になって最後までページをめくってしまった。ラストはちょっと急いだなと感じたが、面白かった。2021/04/06