文春文庫<br> 東西ミステリーベスト100

文春文庫
東西ミステリーベスト100

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p
  • 商品コード 9784167217136
  • NDC分類 903.1

出版社内容情報

「Yの悲劇」「樽」「獄門島」「点と線」……海外、国産、古今の名作二百篇の荒筋とポイントを網羅。これさえ読めば、あなたは今日から押しも押されもせぬミステリー通だ

内容説明

「Yの悲劇」「幻の女」「獄門島」「虚無への供物」…週刊文春の史上最大のアンケートによってベスト100に選ばれた古今東西の名作ミステリー200篇について、各作品のあらすじと解説・評価を新たに書き加えた画期的なミステリー入門書。これを読めば今日からあなたは押しも押されもしないミステリー通だ!

目次

海外篇(Yの悲劇;幻の女;長いお別れ;そして誰もいなくなった;鷲は舞い降りた;深夜プラス1;樽;アクロイド殺し;僧正殺人事件;シャーロック・ホームズの冒険ほか)
日本篇(獄門島;虚無への供物;点と線;不連続殺人事件;黒死館殺人事件;ドグラ・マグラ;本陣殺人事件;黒いトランク;戻り川心中;刺青殺人事件 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@80.7

46
86年版なのですが未読の本も多いし再読したくなった本も読みたくなった本も多数。クロフツ、ヴァン・ダインも読んどかなきゃなぁ。アイラ・レヴァン「死の接吻」、ニコラス・ブレイク「野獣死すべし」、リチャード・ジェサップ「摩天楼の身代金」また古本探しに回ります(^.^)2017/07/07

めしいらず

40
それまで乱歩、横溝、クリスティ一辺倒だった狭い視野を一気に拡げてくれた本。一体何度読んだことか。R.ダールやW.アイリッシュ、連城三紀彦、島田荘司などなどの名立たる作品群を読むキッカケを与えてくれた。各作品に添えられたうんちく、それを書いた内の一人が作家デビュー前の北村薫氏だったのを、氏のエッセイで最近知った。数えてみたら、西は100冊中86冊、東は100冊中79冊、積んでいた。何冊読んだ?とは聞いてはいけない、決して。。悪しからず。。。^^;2013/05/19

Tetchy

35
質・量ともに申し分ないが、いささか、いやかなり挙げられている作品が古かった。でもこれはこれでミステリの歴史の鏡だ。座右の書として常に置いておこう。2009/01/05

みなみ

8
86年出版なので、当然掲載されている作品も昔のものが多く、知らないものが多かった。それでも、蘊蓄やあらすじを読んでいると引き込まれて、読みたい本を沢山発見出来たのは嬉しい悩みかも。2017/10/10

さっと

7
名探偵コナンの影響から江戸川乱歩の少年探偵や怪盗紳士ルパンシリーズを読破するにいたった豚児に対抗すべくこちらも知恵をつけようと思う。簡単なあらすじと作者・作品にまつわるうんちくで構成される古今東西のミステリーガイド(1986年刊)。「犯人は創造的な芸術家だが探偵は批評家にすぎぬ」(G・K・チェスタトン)やメグレ警部(ジョルジュ・シムソン)はコナンの元ネタか?クマのプーさん作者A・A・ミルン唯一の本格推理小説もランクイン。日本のミステリファンに愛されるエラリイ・クイーン。日本は江戸川乱歩賞受賞作が目立つ。2020/11/29

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