文春文庫<br> 笑いのモツ煮こみ

文春文庫
笑いのモツ煮こみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167177249
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

バアちゃん達の“原宿”、若い男達のエステティック、巷にいる神様へのインタビュー等、今流行のモツ鍋と違って内容はちと複雑です

内容説明

バァちゃん達の“原宿”、若い男達のエステティック、今流行のモツ鍋と一味違う笑いを満載。

目次

バァちゃんたちの原宿
男の化粧
さようならマッチ
尾瀬への細道
人生のダイゴミ
大島はその後どうなったか
非喫煙ビギナーの弁
野菜株式会社
「捨てられないもの」
巷の神様
睡眠入門
やりたくないこと
わが青春の大久保
中年男のグルーミング
デパート宣伝販売員の世界
「温泉でのんびり」
視線の研究
頭の鎖夏法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

77
どうしてつぎつぎと面白い話が書けるのだろうと思う。やっぱり目線と目の前にある事実の捉え方がわたしたちと違うのか。「ばあちゃんたちの原宿」ばあちゃんを違う国からやってきたかのように書き、「さようならマッチ」の最後の驚かせ方、「デパート宣伝販売員の研究」に見られるルポ風な書き方、そしてよかったのは「人生のダイゴミ」、日々生活するうえで些細な幸せがほのぼのとかつ読み手がつい頷かせてしまう技、平成に入ってまもなくの出版だからあれからでも四半世紀。ほんとうにネタが尽きないものだなあ。2017/02/21

アズル

15
今回も面白かったです。「電気の椅子」、ヘルストロン。私も近所にヘルストロンがあって、やったことがあります、タダでした。2014/08/30

Humbaba

6
年をとると、新しい物事に積極的に首を突っ込もうという気持ちは薄れてしまう。特に、わざわざそれに対して身銭を切って体験しようという気持ちは湧いてこない。しかし、他の人がお金を払って予約をしてくれたという場合は別であり、体験して新しい価値観が得られる事もある。2017/04/21

Gen Kato

3
再読。「人生のダイゴミ」「捨てられないもの」「中年男のグルーミング」が好きです。2015/01/24

慶多楼

2
実演販売の人の聞き書きが秀逸。小沢昭一による香具師のフィールドワークと併せて。2015/06/05

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