文春文庫<br> 愛新覚羅浩の生涯―昭和の貴婦人

  • ポイントキャンペーン

文春文庫
愛新覚羅浩の生涯―昭和の貴婦人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167171032
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

政略結婚、敗戦の逃避行、愛娘のピストル心中、夫との十六年の別離……ラストエンペラーの弟に嫁いだ侯爵令嬢の愛と哀しみの生涯

内容説明

天皇家につながる華族の姫君・嵯峨浩は、満州国の愛新覚羅溥傑と結ばれた。政略結婚ではあったが愛を育む仲睦まじい夫婦であった。その二人を戦争が引き裂く。満州国滅亡、逃避行、愛娘慧生の天城山心中など、苛烈な運命のドラマを生き抜き16年後に再会するが…。あの“ラストエンペラー”の弟に嫁いだ女性の、愛と哀しみの生涯。

目次

第1章 嵯峨浩から愛新覚羅浩へ
第2章 中国大陸から日本への逃避行
第3章 愛娘慧生の死
第4章 平和を取り戻して

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lukaniko

0
日本と満州との狭間に揺れた愛新覚羅浩さんの生涯を書かれた本。浩さんはもちろんのこと、溥傑さんの素晴らしいお人柄にただただ心を打たれる。慧生さんの心中の記述は浩さんの母ならではの思いであるが、実際には浩さんの思っていたこととは違い、慧生さんは大久保氏を心から愛していたのである。 しかしこのことはこの本では触れていないので、今でも浩さんは慧生さんの死は道連れだと思っているのだろうか・・・?と考えてしまう。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/120317
  • ご注意事項