文春文庫<br> 毒舌日本史

文春文庫
毒舌日本史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 411p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167161026
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0121

出版社内容情報

史上の英雄怪傑を俎上にして、持ち前の歯にキヌきせぬ毒舌は古今東西の学殖に裏打ちされて、一読巻をおかせない書下ろし日本通史

内容説明

「古事記」は性書の古典である!織田信長は狂っていた!豊臣秀吉は大泥棒だった!など、史上の英雄快傑を俎上にのせ、古今東西の深い学識と大胆にして融通無礙の発想で日本歴史の表裏を語る。ジャーナリストであり、自他ともに認める“歴史好き”池島信平の聞き上手もあって、和尚が語れば日本の歴史はこんなにも面白い。

目次

原始の性を謳う『古事記』
新説・日本建国譚
国力の象徴・応神陵
世界無比の十七条憲法
大化のクーデターから皇室の内乱へ
大きな遺産・『万葉集』、小さな遺産・大仏
ウルトラ・スーパーマン道鏡
花咲くサロン・フェミニズム
栄光と悲惨の藤原四代
源平ともに久しからず〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

46
信長は日本歴史はじまって以来の殺し屋、秀吉は大泥棒等、ありきたりの日本史に飽きた人にはぴったりの本である。単なる毒舌でなく知識の裏付けがるから面白い。2013/12/27

ダイキ

8
著者が元々川端康成や横光利一等に代表される新感覚派の同人作家であり、日本浪曼派の周辺人物だった春聽上人今東光と知らなければ書名的に手に取る事もなかったと思う。話がことある毎に下ネタや腑抜けな現代人批判に逸れてゆくものの、流石保田與重郎らの尊敬を集め、中尊寺貫主を務めていた人物だけあって、その知識や智慧は凄まじいものであり、内容の賛否はともかくとして始終楽しく読む事が出来た。それにしてもここまで浮世の塵にまみれつつも決してそれに侵される事はなく、清々しいまでの独立独歩という事をなした面白い人が居たんですな。2016/10/29

たかくん

4
百田尚樹の「日本国紀」が話題になってるけど、同じハゲ頭繋がりでもこっちの方がコピペなしで断然面白いぞ!2018/12/01

凡天

3
3、4回目の再読。八宗兼学の天台宗阿闍梨にして古今東西の歴史に通じた該博な知識。豪放にして人情の機微をわきまえた人柄とその語り口。何度読んでも面白く、考えさせられる。面白くないわけがない。2013/02/25

たかよし

3
これだけの知識を持っている人は今居ないのではないのでしょうか?戦後の教育、特に昭和中旬以降の教育は間違っていたのではないのではないのかと思います。2010/12/12

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