文春文庫<br> イスタンブール―世界の都市の物語

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文春文庫
イスタンブール―世界の都市の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 305,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167150167
  • NDC分類 226.6
  • Cコード C0122

出版社内容情報

コンスタンティノープルを攻め落とした時、メフメット二世はわずか21歳だった……。ローマとトルコ、東西の融合する都市を総合的に解説

内容説明

1600年の長きにわたって首都としての機能を果たしてきた都市、イスタンブール。330年、コンスタンティヌス帝の遷都によってローマ帝国の首都となり、メフメット二世の攻略により1453年以降はオスマン・トルコ帝国の首都として。東西の融合するこの華麗な都市を歴史を縦糸に、人物そして観光スポットを織りまぜて総合的に解説。

目次

1 天翔ける征服者
2 聖ソフィア聖堂、千七百年の歴史
3 ビザンティン残影
4 聖域エユプ
5 トプカプ逍遙
6 大スレイマンの光と影
7 モスクとバザール
8 海峡の彼方
9 ドルマバフチェ百年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

4
イスタンブールの歴史が読める。イスタンブールなので基本的にイスラム関連。コラム形式なので時代が戻ったりすることもあるが、読みやすい。数多のモスクが紹介されており、外観だけでなくタイル装飾の美しさや華やかな内装とか見てみたいものばかりでした。皇帝というかスルタンになって暗殺されたり、ライバルの兄弟たちを殺しまくったりと凄惨な面が目立つ。それにしてもイスラムというかトルコ人の名前の発音しにくいというか馴染めなく覚えられない。2018/01/20

oDaDa

3
あぁ我が憧れ麗しの国際都市イスタンブール。その歴史。勉強になりました。それでも僕はイスファハーンを夢見ます。笑  とりあえず、オリンピックどんまいです。。。2013/10/07

竜王五代の人

2
多少のテーマ別はあるものの、おおむね著名な建物や構造物ごとにそれぞれの歴史の逸話を語る形式なので、散漫なのは否めない。全体としてはオスマン帝国時代中心で、ビザンティンの遺産の上にその諸民族もそのまま取り込んで、パッとした皇帝が多くいたわけでもないのに結構繫栄していたという印象。それに対し現代トルコはトルコ民族主義のきらいが……といったところか。索引と年表はあるけど、地図がないのは減点。2022/09/20

Mr.deep

1
陳舜臣ってこんなに読みにくかったっけ。論旨散漫で目が滑ります。見慣れないカタカナ名前はきつい2020/06/21

Zeynep

1
短いコラム形式なので読みやすいです。ただ年表順に話が繋がっているわけでもないので、時代が行ったり来たりで少し混乱しました。ビザンティン文化とイスラム文化がうまく溶け合ってる都市なのだと感慨深いものを感じました。わずか5年で建築したアヤ・ソフィア。1400年以上たった現在もその姿を留めていることにひたすら感動。2012/07/22

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