出版社内容情報
中国にも豪傑がおり、美女悪女も多い。しかもスケールはずばぬけて大きい。「史記」の世界に材を得て、雄大な構想で奔放にくりひろげられた血湧き肉おどる武侠小説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
139
任侠とは 他人のために、自分の身をかえりみない者らしい。 荊軻、孟嘗君、信陵君、季布、朱雲、班超などの 中国の英雄たちが 任侠の視点で 描かれる。 春秋戦国時代の 人材の豊富さに圧倒されるが、史記をベースにした 著者の筆力も 圧巻である。 2019/12/11
とも
20
20年以上前に今は亡き伯父から「面白いから読んでみろ」と手渡された一冊。二十歳にもならない自分にとっては「中国任侠伝？」「は？」みたいな感じで興味も沸かず今の今まで積読本にすらならず放置され続けてました。本を手渡してくれた伯父と同年代になりひょんなきっかけから読んでみると「成る程、面白い」と納得。酒を好み、本を好み暇さえあれば本を読み漁り、「これは面白いから、読め読め」と本をくれた伯父。今の自分と重なる所が沢山。 まだ伯父から手渡された本が書棚の奥に眠ってるので伯父を偲びながら一冊一冊読み進めていこう。2020/11/21
イエテイ
2
本棚でふと目に止まり、作者がおなくなりになったこともあり二十数年ぶりに読み返してみました。これらが紀元前の話とは。中国の歴史の古さに脱帽します。2015/05/06
ゴリゾウ
1
中国の生んだ豪傑、英雄、美女、悪女、そのスケールはいずれも限りなく大きい。『史記』その他の中国古典に材を得て、その広大無辺のエネルギーそのままに、波乱万丈の豪傑譚が展開する。(出版社 / 著者からの内容紹介) #15751996/05/24
丰
1
Y-202002/10/05
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- 和書
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