文春文庫<br> 鬼平犯科帳〈20〉

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文春文庫
鬼平犯科帳〈20〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167142452
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

部下を思いやる"仏の平蔵"をしみじみと描く一方、"鬼"の一面もまた十分に楽しませてくれる──池波正太郎ファンに贈るこの二冊

内容説明

女はいきなり甚助へつかみかかり「何をしやがる」立ちあがった甚助に突き飛ばされると、「か、敵討ちの約束がまもれぬなら、わたした金を返せ、返せえ!」白眼をつりあげて叫んだ―。逃げ廻る甚助に旧知の平蔵は助太刀をするが、事は意外な方向に展開して行く。女心の奇妙さに、さすがの鬼平も苦笑い。花も実もある鬼平の魅力。

目次

おしま金三郎
二度ある事は

怨恨
高萩の捨五郎
助太刀
寺尾の治尾衛

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HaruNuevo

1
凶盗に対してはまさに鬼、善良な人々にとっては仏とも言える平蔵。盗人に対しても、掟を守る盗人であれば、義理人情に溢れた、まさに花も身もある取り扱いをする懐の深さ。2020/04/13

文章で飯を食う

1
秋山小兵衛の噂がちょっと聞ける。2011/06/23

kawara26

0
第20巻読了。おしま金五郎、二度ある事は、顔、怨恨、助太刀、寺尾の治兵衛。和食にハマりながら、人情話に耳を傾け、ぶらり東京散歩。う〜ん、たまりません。2018/10/18

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