文春文庫<br> 鬼平犯科帳 〈5〉

文春文庫
鬼平犯科帳 〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167142094
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

長谷川平蔵を一躍天下のスターにした現代感覚あふれる捕物帳シリーズ第五巻。深川・千鳥橋、乞食坊主、女賊、おしゃべり源八、兇賊、山吹屋お勝、鈍牛の七篇収録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ichi

19
「鈍牛」の亀吉。助かってよかった。この鬼平シリーズは人情が熱い部分が多く、気持ちが和みます。2017/07/14

まりりんりん

3
「深川・千鳥橋」「乞食坊主」」「女賊」「おしゃべり源八」「凶賊」「山吹屋お勝」「鈍牛」 この巻では「深川・千鳥橋」が好き。五郎蔵との約束を「男の約束」といって、守り通す鬼平さんが素敵。そしてその気持ちが嬉しくて男泣きする五郎蔵。 「返事のかわりに、五郎蔵の号泣がおこった。  いつしか、風は絶えていた。」 最後のこの2行の余韻が何とも言えない。やはり池波正太郎は偉大だ。2012/05/19

tnyak

2
安定の面白さ。続編をさらに読破したい。2022/08/05

HaruNuevo

2
相変わらず粒揃い、池波さん円熟の筆致。本巻では、宿敵の盗賊、網切の甚五郎、霧の七郎と2人のボスキャラが平蔵と対峙する。網切の甚五郎との対決を描いた「兇賊」は、前半の仏の平蔵と、後半の鬼の平蔵の対比が鮮やか。 「人なみって、人ではねえか。お前もおれも、このおやじも・・・」 前巻の「夜鷹殺し」に続いて、平蔵の人間観がよくわかるこのセリフに痺れた。2019/11/20

出世八五郎

2
ハズ

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