文春文庫<br> 再び女たちよ!

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文春文庫
再び女たちよ!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167131029
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「やさしき厳格主義」たる名エッセイストが、恋をしている人、恋がしたい人、恋がしたくても出来なくなってしまった人々のために「女たちよ!」に続いての贈物!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tonpie

16
少し前に「サキ」を読んだ時、このテイストはどこかで味わったことがあると思い、気になっていたんですが、なんだ伊丹十三だったんでした。昔、パスタの正しい茹で方とか、ジャガーを運転するときは交通法規を守ってドライビンググローブをはめろとか、ハイソで無益な雑学を楽しませてもらいました。この本は、「女」についてかなり恐ろしいことを語っている名著です。大江健三郎「見る前に跳べ」や「取り換え子」に出演する「俳優」ですが、伊丹の散文は大江よりも長生きしそうな気がしています。あの時代の放送業界の軽い雰囲気が横溢しています。2021/05/10

風に吹かれて

4
大江健三郎つながりで、伊丹十三のエッセイを2冊書棚から引っ張り出してきました。ずいぶん前に読んだので、再読とはいえ、はじめて読むような感じで、記憶にあるエッセイは、ひとつもなし。面白くて、すらすら読めます。「女たちよ」とタイトルにありますが、これは伊丹のシャレでつけたものだと思います。現代世間小噺集とでも言いたいような洒脱な語り口。猫の噺で、伊丹の妹夫婦(旦那は大江健三郎)に猫をあげたときのエピソードもでてきます。さて、『ヨーロッパ退屈日記』を読もーっと!2015/05/04

tomotomo

1
この内容が1970年代も前とは。まったく今読んでも色あせないし、むしろ、洒脱な遊びができていたようでスノッブ。このころの高校生すら、すでに鬼籍になってしまっている人もいるのに。色あせない。この本は手放しませんw2016/06/05

Ryoichi Ito

1
何十年ぶりかで再び読んだがおもしろい!2015/12/11

のんき

1
1990.3.15第16刷

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