文春文庫<br> 鉄道探偵ハッチ

文春文庫
鉄道探偵ハッチ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167109110
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

篠つく雨をついてネブラスカ州を驀進する列車の非常ブレーキを誰かが引いた。車輪の下には上半身と下半身、真っ二つの死体が二個

内容説明

午前4時20分、人家の明りひとつない中西部の荒野を水びたしにする豪雨のなか、列車はデンヴァーに向けひた走る。だれかが非常ブレーキを引いた。オマハの鉄道探偵ジェイク・ハッチの出番である。車輪の下には上半身と下半身、まっぷたつの死体が…。駅ごとに町があり、人間のにおいがする、中西部のハードボイルド・ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@80.7

43
長距離の鉄道だからこんな専属探偵がいるのかもしれない。主要な駅の街に彼女がいて羨ましい限り。轢死体が見つかったのだが、これが上半身と下半身が違ったものだった。ミステリー色は少ないけど鉄道探偵ハッチのキャラクターを味わう物語でしょうか。食材もって彼女の家を訪れるハッチに好感が持てる。まめな男。必ずと言っていいのかもしれないけどアメリカのダイナーへ行ってみたい。地元の人中心で入り辛い気がするけど雰囲気を味わいたい。2020/12/29

barcarola

2
訳者あとがきにもあるように、舞台がアメリカ中西部というのがミソ。鉄道がよく似合う(笑)。2018/11/18

映画屋

1
まめです。この探偵さんは。2010/09/16

Ryosuke

0
2009/06/14

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