文春文庫<br> 日本の黒い霧〈上〉 (新装版)

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文春文庫
日本の黒い霧〈上〉 (新装版)

  • 松本 清張【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 文藝春秋(2004/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167106973
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0195

内容説明

戦後日本で起きた怪事件の数々。その背後には、当時日本を占領していた米国・GHQが陰謀の限りを尽くし暗躍する姿があった。しかし、占領下の日本人には「知る権利」もなく真相を知る術もなかった。抜群の情報収集力と推理力で隠蔽された真相に迫った昭和史に残る名作。名推理として知られる「下山国鉄総裁謀殺論」など。

目次

下山国鉄総裁謀殺論
「もく星」号遭難事件
二大疑獄事件
白鳥事件
ラストヴォロフ事件
革命を売る男・伊藤律

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第5回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

106
NHKスペシャル「未解決事件」に触発されて再読。改めて読むと 下山事件の背景となった 当時の情勢が蘇り、面白い。 本当に GHQの謀略があったのかは 今となっては知る由もないが、激しく揺れ動く時代の雰囲気を感じることはできる。 2024/04/07

kinupon

94
戦後日本の暗黒史が隠されています。丁寧な調査に裏付けされて書かれている所はさすがですね。2017/01/21

33 kouch

77
小説にするとどうしても虚構も入り込む。資料を並べ自分の考えを述べたほうが直裁的に読者に訴えられる、というその執筆動機が素晴らしい。下山事件と白鳥事件以外はよく知らずWikiと並行して読んだ。GHQ、共産党等時代背景を知ると深みは違うが、知らなくてもそのジャーナリズム溢れた文章は読者を魅了する。社会の出来事ってスルーすればただの日常、だがひとたび味をつければ立派な小説。作家って格好いい!春画を処分していないから自殺でない、と主張する清張さんが少し可愛い。2023/10/21

stobe1904

74
【昭和の怪事件を松本清張が推理】大戦後の闇のような未解決事件について、関連資料や状況証拠を松本清張ならではの視点で再構成する建て付け。圧巻は下山事件の解明で異論はないと思うが、小粒ながら他の事件の解明も興味深い。今の時代から見ると、事件の背後にある陰謀に違和感はあるが、それが時代性ゆえのことであろうか?著者の執念が迫ってくるような迫力と読み応えに感銘を受けた。それにしても闇が深い…★★★★☆2022/07/31

KAZOO

70
昭和史発掘を読んだのでこの本に挑戦しています。この時期は日本がまだ秋戦後間もないころで、どのようなことがあってもそうなのだろうという気がします。若干松本清張は陰謀論的かな観点から書かれているのではないかと思います。そのようなことも考えられる余地があるということなのでしょう。昭和史発掘よりも興味をひく話題が多かったです。浦沢直樹さんの「ビリーバット」を思い出してしまいました。2015/02/24

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