文春新書<br> 天才の思考―高畑勲と宮崎駿

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文春新書
天才の思考―高畑勲と宮崎駿

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  • サイズ 新書判/ページ数 426p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166612161
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「ナウシカ」から「風立ちぬ」、「かぐや姫」まで。二人の天才を最も間近で支え続けたプロデューサーが語ったジブリ全作品の内幕。

内容説明

『風の谷のナウシカ』から『風立ちぬ』、『かぐや姫の物語』まで。二人の天才の創造の秘密、強烈過ぎる個性のぶつかり合いを、最も間近で支え続けたプロデューサーが惜しみなく語る。ジブリの20作品がいかに作られたか、秘話満載、スリル満点のドキュメント。

目次

風の谷からトトロの森へ(風の谷のナウシカ―“賭け”で負けてナウシカは生まれた;天空の城ラピュタ―借金を背負って発足した「スタジオジブリ」 ほか)
ジブリの初挑戦(魔女の宅急便―宮崎駿“思春期”に挑む;おもひでぽろぽろ―二人の巨匠の「分かれ道」 ほか)
映画作りは大博打(もののけ姫―前代未聞! 知恵と度胸の「もののけ大作戦」;ホーホケキョ となりの山田くん―四コマ漫画から生まれた五時間超のシナリオ ほか)
監督引退?天才たちの対話(崖の上のポニョ―トトロを上回るキャラクターを目指して;借りぐらしのアリエッティ―「完璧。麻呂、よくやった」米林宏昌監督デビュー ほか)

著者等紹介

鈴木敏夫[スズキトシオ]
株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年名古屋市生まれ。慶應義塾大学卒業後、徳間書店入社。『アニメージュ』編集部を経て、84年『風の谷のナウシカ』を機に映画製作の世界へ。89年よりスタジオジブリ専従(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

45
ジブリ史を高畑勲と宮崎駿、二人の監督の創作過程を柱に鈴木敏夫の視点から語る。まるでタイプの違う二人の監督が、ライバル心や、あるいは屈折した愛情ゆえ、相手を挑発しながら、自身の作品作りに生かしていく。そんな丁々発止のやりとりを、まるで漫談家のような鈴木のユーモア溢れる語りが大いに盛り上げる。個性的過ぎる高畑と宮崎がいて、なのにジブリが空中分解しなかったのは、ひとえに鈴木の存在があったからだ。プロデューサーとしての鈴木の才能は生半可なものではない。(つづく)2019/06/09

akihiko810/アカウント移行中

37
ジブリの鈴木Pによる、スタジオジブリ社史。印象度A+  「天才の思考」と言うタイトルから、宮崎・高畑のふたりを語る本かと思っていたのだが、どちらかというとジブリ社史、ジブリ作品の制作秘話であった。が、滅法面白かった。いかに映画は宣伝と配給に労力かけないとヒットしない、とか、「風立ちぬ」は大ヒットしたにもかかわらず回収ライン越してないとか。一番大変だろうと思ったのは、高畑勲の扱い。「全然働かないけど、作品至上主義者」であり、金かかる、納期を絶対守らない、とP泣かせの人であった。いや、知ってたけど、2023/03/14

ばんだねいっぺい

34
 ジブリの作品ごとに振り返る回想記。知ってのとおり、天才とは、高畑・宮崎両監督並びに著者の鈴木さんのこと。鉄火場というか、命がけで仕事に臨む生き方をしたい人たちが、それこそ火花を散らして作品へ結実させてくれてたんだよなぁと嘆息した。読みごたえ充分すぎるほど充分。2019/08/17

Isamash

29
ジブリ代表取締役プロデューサー鈴木敏夫2019年発行の著作。高畑勲と宮崎駿の映画作りの実態と鈴木の作品への関与が語られてる。ナウシカの音楽を久石譲にしたのは高畑勲だった、トトロは当初1人の女の子だったが併映予定だった「火垂るの墓」への対抗意識で時間を延ばしたくて姉妹にしたらしい。千と千尋は鈴木のキャバクラでの引っ込み思案の女の子の成長話がヒントになったとか。映画プロデューサーの仕事を知らなかったが映画ストーリーまで関与してたことを初めて知った。また完璧主義者高畑勲の作品は殆ど見ておらず是非見たいと思った。2022/12/24

ally

29
「ジブリ」誕生からその後日本を代表するアニメーション会社になるまで、制作の舞台裏をプロデューサーの鈴木さんがまとめたもの。ただただ「天才」たちの思考に圧倒される。宮崎駿さんの激しくも温かい人柄もすごくいい。一方、天才たちの陰でたくさんの人が身も心も削って働いていて、それを思うとちょっと苦しくなる。もちろんご本人たちも魂を削っているのだけれど。この本を読んで一番の天才は鈴木さんなんだなと感じる。どんな人にも対応できる能力に、人を正確に見抜く力。これはもう、後付けで身につけられるものではないと思う。2022/11/01

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