文春新書<br> 世界に通用する公式マナープロトコールとは何か

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文春新書
世界に通用する公式マナープロトコールとは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166611010
  • NDC分類 385.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

国家間で守るべきエチケットがプロトコール。その第一人者がセレブたちの思い出と共に綴ったグローバルに通用するマナーの教科書。「プロトコール」とは国際儀礼のこと。人と人との間で守るべきエチケットやマナーがあるように、国家間で守るべきエチケットのことを指す。

儀典官室に十年あまり在籍し、国賓・公賓の接遇や昭和天皇の大喪の礼、今上天皇の即位の礼を裏方で支えた外務省きってのプロフェッショナルが思い出と共に綴る、プロトコール入門書。

チャールズ皇太子とダイアナ妃、歴代アメリカ大統領、趙紫陽、胡耀邦といった中国要人など数々のセレブリティ訪日の舞台裏を描きつつ、国家としての「おもてなし」がどのように行われるのか、一般人の知りえない世界を紹介する。また、外国人に恥ずかしくない招待状の書き方、パーティや会議、レストランでの席次の決め方、車にお客様を乗せるときのマナー、パーティのメニューの決め方や知っておきたいドレスコードなど、グローバルに通用するマナーの基本を説く。

前著『国際儀礼の基礎知識』を外務省出身の佐藤優氏が「ビジネスパーソンの必読書」と絶賛し、話題を呼んだ。

寺西 千代子[テラニシ チヨコ]

内容説明

人と人との間で守るべきエチケットやマナーがあるように、国家間で守るべきエチケットが「プロトコール」。儀典官室でさまざまな国賓・公賓の接遇を担当した外務省きってのプロフェッショナルが綴る、ビジネスパーソンにも役立つプロトコール入門書。

目次

プロローグ プロトコールとは何か
第1章 プロトコールの専門家を目指して
第2章 国賓・公賓をお迎えするということ
第3章 プロトコール実践篇
第4章 ビジネスパーソンのためのプロトコール
エピローグ 伊勢志摩サミットをプロトコールの視点から観る

著者等紹介

寺西千代子[テラニシチヨコ]
1968年津田塾大学卒業、同年に外務省入省。外務省儀典官室に10年あまり在籍し、国賓・公賓の訪日接遇を担当する。米国、英国、イタリア、カナダ、フィンランド、国連代表部、バチカンなどの在外公館勤務を経て、2009年に外務省を定年退職。現在は、日本マナー・プロトコール協会理事。外務省研修所などで講義を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kent Kaseda

15
佐藤優氏の推薦に釣られ、手に取った。プロトコール(国家間のマナー・エチケット)の専門家である元外務省職員の筆者が、実体験を交えてプロトコールの要諦を説明している。ビジネスパーソンに通じる教訓も多く、面白かった。特に「本当に知るべき重要な規則だけを学び、細かい部分は常識で臨機応変に対処しろ」というアドバイスが最も重要だろう。マナーやエチケットを極めるには、会話力や一般教養をはじめとする総合的な人間力が必要だと分かる。以前読んだ本の「飲み会の幹事ができる人は仕事もできる」という記述にも改めて納得した。2017/10/31

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

12
外交上のプロトコールに関する知識がかなり詳しく書かれている。素人はこれを読んですぐに覚えられるわけではなかろう。しかし、何か情報が必要になった時に、この本があるということを、思い出せるようにしておくことは出来るかなと思う。著者の失敗談もいくつか紹介されているが、何事にも共通する教訓をそこから得ることが出来る。2020/03/11

kenitirokikuti

10
著者は1968年生まれで、外務省儀典室に勤務。09年に「定年退職」とある▲プロトコールの通史が学べる教科書は存在しないそうである(系統的研究がない)。歴史的にはメディチ家からフランス宮廷にイタリア式マナーが伝わる。イギリスもグランドツアーでフランス宮廷マナーを学ばせたが、フランス革命後はやや距離を置く。日本にはその辺りの英国式マナーが流入した。アーネスト・サトウに『外交慣例案内』という著作がある。20世紀以降は当然ながらアメリカ式が強くなる。2017/10/23

K

4
「○○首相が来日されました」の影ではこんな大変な仕事があったのか。席次って超大事なんだな…。サミットのコース料理食べてみたい。2019/05/06

まゆ

4
外務省でプロトコールオフぃサーという式典の儀式の礼儀や方法を長年担当していた人の書いた本。サミットや国賓を迎えた晩餐会などの席次や受付はものすごく細かく決まっているが、時代とともにも変わってくるものでもあるよう。ヨーロッパの作法が基本になっているので日本は学ぶのに大変だったろう。2017/04/09

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