文春新書<br> アンドロイドは人間になれるか

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文春新書
アンドロイドは人間になれるか

  • 石黒 浩【著】
  • 価格 ¥803(本体¥730)
  • 文藝春秋(2015/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610570
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

マツコロイドの開発者で「世界を変える8人の天才」にも選ばれた世界的ロボット研究者のアンドロイド的人生論。

天才ロボット工学者・石黒浩とアンドロイドが、あなたの「常識」を覆す!

TVで人気のマツコ・デラックスさんそっくりのアンドロイド、マツコロイド。リアルさを追求するために毛穴を20万個持つマツコロイド──その生みの親が「世界を変える8人の天才」に選出されたこともある世界的ロボット工学者、石黒浩・大阪大学特別教授である。

美人すぎるアンドロイド・エリカ、不気味な外見なのになぜか人を虜にするテレノイド、人間国宝の故・桂米朝さんの名人芸を永久保存した米朝アンドロイド、自分そっくりのアンドロイド・通称イシグロイド……
世間の度肝を抜く斬新な発想で注目を集めてきた鬼才・石黒は、子どもの頃、「人の気持ち」がわからない子どもだったという。
大人になった今でもその正体がわからず、「人の気持ち」の謎を知りたいという思いから人工知能の研究、そしてアンドロイド開発・研究へと足を踏み入れた──。

アンドロイドが教えてくれる「人の気持ち」や「人間らしさ」の正体とは? 今まで常識と信じて疑わなかったことが次々と覆されていく様は鳥肌が立つほど面白く、またちょっと不気味でもある。

アンドロイドやロボットは、近い将来、必ずあなたの隣人となる。手塚治虫やSFが描いた未来はすぐそこまで来ている。最先端の場所に常に身を置く石黒浩の見ている未来をお見せしようではないか。
人間存在の本質に迫る興奮の知的アドベンチャー。これはもはや哲学だ!

内容説明

マツコロイド、美人すぎるアンドロイド、人間国宝を永久保存…世間の度胆を抜く発想で注目を集める世界的ロボット工学者・石黒浩。アンドロイドが教えてくれる「人の気持ち」や「人間らしさ」の正体とは?常識を次々と覆していく鬼才が人間の本質に迫る。

目次

第1章 不気味なのに愛されるロボット―テレノイド
第2章 アンドロイド演劇
第3章 対話できるロボット―コミューとソータ
第4章 美人すぎるロボット―ジェミノイドF
第5章 名人芸を永久保存する―米朝アンドロイド
第6章 人間より優秀な接客アンドロイド―ミナミ
第7章 マツコロイドが教えてくれたこと
第8章 人はアンドロイドと生活できるか
第9章 アンドロイド的人生論

著者等紹介

石黒浩[イシグロヒロシ]
1963年、滋賀県生まれ。山梨大学工学部卒業、同大学院修士課程修了。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授(特別教授)。ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。JST ERATO石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト研究総括(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

106
ヒト型ロボットの研究開発を通して、人間の本質、人間とは何かを考えた一冊。◆深い内容だと思う。如何にロボットを人に近づけていこうかとする過程で見えてくる人間らしさの追求。◆表情のないテレノイドに人が夢中に→表情が変化しないから受け手に「想像の余地」があり、直接人と対話する以上に、相手(テレノイドの向こう側の人)に心があると感じる。すなわち「"心"とは、想像の産物」なのてある。/ロボット作りに演劇が役立つ。/アンドロイドには距離感がない。他者に対する心理的バリアも遠慮もない。故にアンドロイドの言葉は生々しい2019/12/22

harass

68
海猫沢めろんの科学者対談本で知り、興味をもったロボット研究家の新書。彼の語り下ろしをまとめたものらしい。「人間らしい」ロボットを追求することでわかった、人間とはなにか、心とはなにかを語る。アンドロイド(人間型ロボット)がもたらす社会への影響なども。常識とされることを覆す内容がざっくばらんでいろいろ面白い。なによりも、この科学者が面白いかもしれない。これはいろいろ示唆的なオススメの良い本。2017/08/10

ゆかーん

62
人間にはなれないけれど、如何に人間に近づくことが出来るかが重要となってくるテーマ。そう遠くない未来、心や意識を持ったロボットが当たり前になったなら、人間はますますロボットとの共存を望むのでしょうね。テレノイドという会話ロボットが、認知症の高齢者の会話に役立つように、「会話している感」がこれからの未来では重要となりそうです。それが実現できたなら、ロボットの存在が人間社会を大きく変えることになるかもしれません。まだまだ他人より優れた機械という存在ですが、いつか人間のパートナーとして共存できたら楽しそうですね!2017/07/29

佐島楓

58
この先生のおっしゃることがわからず、「ロボットはプログラミングされた存在に過ぎない。心があると思うなんておかしい」と反発を抱いていた。けれど、逆説的に人間とは何か? という問いを探究していらっしゃったことがわかり、理解できるようになった。2016/03/14

Vakira

43
石黒浩さんはEテレの日曜美術館のティツィアーノの絵の解説で知った。てっきり画家だと思っていたらロボット工学博士。丁度 映画「ブレードランナー2049」「エクス・マキナ」を見、人間は神になれたのか?アンドロイドは人間になれたのか?非常に興味があり、ディックの新訳「シミュラクラ」も本になった事だし、ディック読む前に読んで見ようと思い立つ。この本 僕の感性的にジャスト・ミート。アンドロイドを探求することで実は人間とは何か?を問う本であった。「ロボットと宗教」何故宗教が存在したのかなど。石黒哲学。気に入りました。2017/12/26

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