出版社内容情報
ウクライナ問題の原因はロシアではない。冷戦崩壊とEU統合によるドイツ帝国の東方拡大だ。ドイツ帝国がアメリカ帝国と激突する。
冷戦終結と欧州統合が生み出した「ドイツ帝国」。EUとユーロは欧州諸国民を閉じ込め、ドイツが一人勝ちするシステムと化している。ウクライナ問題で緊張を高めているのもロシアではなくドイツだ。かつての悪夢が再び甦るのか?
内容説明
冷戦終結と欧州統合が生み出した「ドイツ帝国」。EUとユーロは欧州諸国民を閉じ込め、ドイツが一人勝ちするシステムと化している。ウクライナ問題で戦争を仕掛けているのもロシアではなくドイツだ。かつての悪夢が再び甦るのか?
目次
1 ドイツがヨーロッパ大陸を牛耳る―2014.8
2 ロシアを見くびってはいけない―2014.5
3 ウクライナと戦争の誘惑―2014.5
4 ユーロを打ち砕くことができる唯一の国、フランス―2014.6
5 オランドよ、さらば! 銀行に支配されるフランス国家―2013.5
6 ドイツとは何か?―2011.12
7 富裕層に仕える国家―2011.12
8 ユーロが陥落する日―2011.11
著者等紹介
トッド,エマニュエル[トッド,エマニュエル] [Todd,Emmanuel]
1951年生まれ。フランスの歴史人口学者・家族人類学者
堀茂樹[ホリシゲキ]
1952年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授(フランス文学・思想)。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Miyoshi Hirotaka
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舟江
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