文春新書<br> 生きる悪知恵―正しくないけど役に立つ60のヒント

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文春新書
生きる悪知恵―正しくないけど役に立つ60のヒント

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608683
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

人気漫画家の西原理恵子さんが、波瀾万丈な人生経験をもとに、恋愛、就活、家族関係、金銭トラブルなどあらゆる悩みに答えます。

内容説明

飲酒で高校を退学処分。水商売でアルバイト。離婚したのち、ガンを患った元夫の最期を看取る―。「おカネ」「男と女」から「ビジネス」「家族」「トラブル解決法」まで、波瀾万丈の人生で培った処世術を伝授する。

目次

第1章 仕事編―商いは小さなことからコツコツと(70社受けてもダメ。出口の見えない就活に疲れ果てました。;やっとの思いで就職した会社が、いわゆるブラック会社でした。 ほか)
第2章 家庭編―近くて遠くて好きで嫌いで(結婚して5年。妻がぶくぶく太っていきます。;妻の飯がマズいんです。はっきり言うべきでしょうか。 ほか)
第3章 男と女編―ヤリたいときがヤレるとき(彼女のアソコが臭いんです。はっきり言うべきでしょうか。;20歳以上も年下の部下の女性を好きになってしまいました。 ほか)
第4章 性格編―直すより慣れろ(最近、涙もろくて困るんです…。;モノが捨てられない性格を何とかしたい。 ほか)
第5章 トラブル編―上手なウソは人生の通行手形(夫が痴漢で逮捕されてしまいました。無実を信じたいのですが…。;念願のマイホーム購入。が、引っ越したら隣の家に“騒音おばさん”が…。 ほか)

著者等紹介

西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。高校を中退後、大検を経て武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。在学中から飲食店での皿洗いやミニスカパブでホステスのアルバイトをするかたわら、「ちくろ幼稚園」でデビュー。96年カメラマンの故・鴨志田穣氏と結婚し、一男一女をもうける。97年「ぼくんち」で文藝春秋漫画賞受賞、05年「毎日かあさん」「上京ものがたり」で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

314
私は西原さんとは同世代だが、文章の中に妙に説得力あるモノを感じ取れる。やはり、波乱万丈な生活で培った経験が、人生に於ける極めた処世術を生み出し、その集大成こそが西原哲学であろう。物事の尺度を世間一般の「正しい、正しくない」というモノではなく「本音か、タテマエか」というモノに置き変える。そうすれば、無駄な悩みも解消され、自分らしいスーっと抜ける様な生き易い世界が待っている。複雑な人間関係を克服し、混沌とした社会を生き抜く為には、西原哲学は必要不可欠なモノであり、決して「悪知恵」と卑下すべき様なモノではない。2013/08/14

mitei

286
著者の本を初めて読んだけど中々面白い。相談コーナー的な話だけどみんな大小様々な話を持ってるなと思った。2018/11/11

めろんラブ 

282
悪知恵だろうと何だろうと知恵は知恵。生き抜くために正攻法だけじゃ心許ないという信念は、ご自身の経験からもたらされた地に足の着いた、と言うか根っこが生えた揺るぎないもの。この境地に至ったのは、数多の苦難を乗り越えてきたからこそ。悪知恵と謳っているものの、至極真っ当と思える金言集。ということは、私が天然物のワルってことか・・・。まあ、深く考えないで流すのもきっとワルヂエ。とにかく、どの悩みに対しても鮮やかな切れ味で一刀両断!痛快でニヤリと笑える人生の指南書。真に受けすぎずにお知恵拝借という距離感が正解かなw2012/11/04

エンブレムT

194
山あり谷ありな道を生きてきた西原理恵子さんならではの、綺麗事抜きな人生のアドバイス集です。副題は『正しくないけど役に立つ60のヒント』。“みっともなくてもいいから生き残った者が勝ち”を目指したアドバイス集と言えるかもしれません。「仕事」「家庭」「男と女」「性格」「トラブル」と多岐に渡る悩みに対する相談事を、相談者ごとザックリ切りまくっております。なんだか攻撃的だなぁと思う発言も多かったですが、毒に愛情が感じられたので面白くは読めました。西原さんは、中二病の人たちの対極に位置する人の1人だと思いました。2014/11/04

みゃーこ

194
大阪の下町のオバハンの思考法のように私にはなじみ深いようで、それでいて核心をついている。悪知恵というタイトルだが親近感を感じる温かくて楽になれる明快な言葉の連続。正しさなんて普遍的なもんはどこにもないような気がしてくる。言ったもん勝ち、発信したもん勝ち、続けたもん勝ち、正面がダメなら横入り、生きれてこそ。おまんま食べれてナンボ。常にふてぶてしく、人生何でもアリ、なんでもござれの逞しさで気楽さで生きれたらいいな~と参考になった。2012/11/08

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