文春新書<br> 宮大工と歩く奈良の古寺

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文春新書
宮大工と歩く奈良の古寺

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166607624
  • NDC分類 521.81
  • Cコード C0225

出版社内容情報

奈良時代の人々は、どんな思いと工夫を込めて数々の巨大寺院を建てたのか? 現代の名工がその魅力を誰にもわかりやすく解説する。

内容説明

日本を代表する宮大工、鵤工舎の小川棟梁が、奈良の古寺の見所をわかりやすく解説。千三百年前の人々は、ろくな道具もない中で、どんな工夫・苦労を重ね、寺を建てたのか?どこを見れば、それがわかるのか。造る人だからこそ語れる、画期的ガイド。

目次

第1章 斑鳩の里(法隆寺;法輪寺;法起寺)
第2章 西ノ京周辺(薬師寺;唐招提寺)
第3章 奈良公園周辺(東大寺;興福寺;元興寺;十輪院)
第4章 山の寺(室生寺)
第5章 北部地域(秋篠寺;長弓寺)

著者等紹介

小川三夫[オガワミツオ]
昭和22(1947)年、栃木県生まれ。高校生のとき修学旅行で法隆寺を見て感激し、宮大工を志す。21歳で法隆寺最後の宮大工・西岡常一棟梁に入門、唯一の内弟子となる。薬師寺金堂、西塔の再建では副棟梁を務める。昭和52年、鵤工舎を設立し、独自の徒弟制度で数多くの弟子を育て上げる。平成15年「現代の名工」に選出。平成19年に現役を引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Shoji

59
奈良の大寺の建築技法について宮大工が語る内容。難しい建築学や歴史学を語るでもなし、ウンチクを散りばめた観光案内でもなし。国宝寺の建築を知るには、ほどよい内容だと思います。仏像や四季の花々もいいけど、1300年間変わらず建ち続ける凄さ。改めて奈良はいい所だと思いました。2017/09/17

たまご

21
この本を持って,奈良に行ってきました. 絵入り,組み木での解説に,なるほどーと. 小川さんの,古の人々の知恵,工夫と情熱に対する敬意と,西岡棟梁への尊敬の念があふれている本です. まだ,この本の中に取り上げられていて行けていないお寺もたくさんあるので,奈良にまた行こう…!2017/10/31

なおみ703♪

13
殆どいったことがあるお寺で親しみやすかった。そして本を読んだらまた行きたくなった。2023/07/09

moonanddai

7
仏像とかいわれといったものではなく、あくまで建物としてみたお寺。つまり「側」。でも、面白かった。塔の心柱は浮いている…、三重なり五重の塔はそれぞれ(文字通り)重ねられている…、そして自然石の礎石に乗った柱は、底(つまり石との接地面)を石の凹凸にあわせる…。まだ当時は台鉋だの縦引き鋸といった道具もなく、技術者だってそう多くもいない中、あれだけの建物を建てるとなると「木や土を熟知した普通の人々が、ちょっとした指導のもとで造ったんですよ。そうでなければできっこない。」お寺を見る目が少し変わりました。2023/04/09

Hiroshi

4
高校の修学旅行で法隆寺の五重塔を見たのが切欠で宮大工になった著者が解説する奈良の古寺ガイド。①法隆寺、②法輪寺、③法起寺、④薬師寺、⑤唐招提寺、⑥東大寺、⑦興福寺、⑧元興寺、⑨十輪院、⑩室生寺、⑪秋篠寺、⑫長弓寺と見ていく。①法隆寺は世界最古の木造建築だ。13百年経っている。材料は檜で、伐り倒してから2百年位は強さが増すという。五重塔は、逓減率が良く安定感がある。金堂も五重塔も軒が深く、屋根が軽く見えるのが特徴だ。この頃は未だ大きい木が残っていたので、大きい雲肘木が作れた。今はそのような木が残っていない。2017/05/30

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