文春新書<br> 生命保険のカラクリ

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文春新書
生命保険のカラクリ

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166607235
  • NDC分類 339.4
  • Cコード C0233

出版社内容情報

掛け捨ては損なのか? 「一生涯の保険」は本当に必要か? など、セイホ会社の若き副社長が初めて明かす、生命保険の裏の裏。

内容説明

日本の約九割の世帯が加入しながらわかりにくい生保。保険業法の改正により、外資の波も押し寄せている。生保のしくみを知って、新時代の保険との付き合い方を身につけよう。

目次

第1章 生保のGNP―義理・人情・プレゼント
第2章 煙に巻かれる消費者―誤解だらけのセイホ
第3章 儲けのカラクリ―生命保険会社の舞台裏
第4章 かしこい生保の選び方
生保をさらによく知るためのコラム集
ネット生命保険の可能性―あとがきにかえて

著者等紹介

岩瀬大輔[イワセダイスケ]
1976年埼玉県生まれ。東大法学部在学中に司法試験に合格。1998年卒業後、ボストン・コンサルティング・グループ、リップルウッド・ジャパンを経て、米国に留学。2006年ハーバード大学経営大学院修了。帰国して、ライフネット生命保険設立に参画、2008年、同社取締役副社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

272
日本の生命保険のイメージから、生命保険の業界の説明やどういう保険がいいのか危険なのかライフネット生命の著者が丁寧に解説していてよかった。日本では保険屋のおばちゃんのイメージが強いが外国ではそういう販売員っていないみたいでむしろ投資家的なイメージなので勉強になる。今後の保険を検討するときに読みなおしてみたい。2015/04/16

えちぜんや よーた

84
内容的には、生保業界にいる人ならば、 周知の事実かもしれません。 しかし、本書では、業界の外にいるような人でも 分かるような説明が、なされています。 岩瀬さんご自身の保険との出会いから、 統計資料を駆使した業界全体の収益構造など、 説明は非常に分かりやすかったと思います。 (生保商品は分かりにくいものが多いにもかかわらず) 最後に自社のアピールポイントを、 さりげなく載せているところが、 プレゼンとしてのそつのなさを感じさせます。 特に新入社員のかたは、読んでおいた方がいいと思う。 2013/04/20

izumi

32
保険について、少しだけ理解できた気がする。(ここからは自分用メモ)生命保険は、死亡保障/医療保障/貯蓄の3種がある。必要なものを見極めるためにも、シンプルなものを選択する。お得な保険というものはないので、ネット生保などの手数料部分が抑えられているものを選ぶ。2016/12/15

mazda

25
無事故ボーナスって、90%以上の人がお得だと思っているようです。でも、よ〜く考えてみると、そもそもそのお金は自分が余計に払った保険料であって、保険会社が自腹を切っているわけではありません。ガンなど高額医療の費用負担のための保険もありますが、そもそもそんな医療を受けることができる人はごくわずかで、確率が恐ろしく低い宝くじを買っているようなものである上に、社会保険が高額医療費を払ってくれるので、月10万円を払える用意をしておけば十分なはずです。私たちが保険会社を儲けさせる筋合いはないですよね。2018/03/31

bonbon99

19
生命保険は自分は県民共済しか入っていません。がん保険はすぐに解約しました。何十人という保険外交員が私のもとを訪れて、勧誘をしてきました。やはり、本書にあるように儲かる仕組みがあるので、自分は既存の大手保険会社の保険については入る必要がないとの信念のもとどんな手にも屈せず入りませんでした。経費が高いのと、日本の健康保険制度は優れているので、実質差額ベット代金しかかからないのはわかっていました。独り言ですが、独身の方は大手生保に入るのは、ベンツの高級クラスの車を買うの以上の覚悟があるのかと問いたいです。2017/07/15

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