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文春新書
迷ったときの聖書活用術

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166604203
  • NDC分類 193
  • Cコード C0295

内容説明

実は―聖書は元祖・ビジネス書。資本主義経済の底部には聖書で培われた行動原理が脈々と流れています。ピンチにもくじけないタフな心、バランス感覚、判断力、洞察力の養い方…。実生活や仕事に応用できる各種の知恵の宝庫です。「今まで獲得した知識や教養では歯が立たないときにも有効」とビジネスマン出身の著者。人生、何が起きるか分らない。それでも生き抜かなくてはならないのなら―。聖書を役立てない手はありません。

目次

1章 ビジネスの根本に聖書の思想
2章 聖書・意外な素顔
3章 自分のための危機管理
4章 古代からのメッセージ
5章 聖書で壁を破る
6章 生きぬく勇気
終章 人生総仕上げ

著者等紹介

小形真訓[オガタマサノリ]
1939年、横浜市生まれ。中学から慶応義塾に学ぶ。62年同大経済学部を卒業、積水化学工業に入社。東京、仙台で12年間営業職。70年、日本長老教会杉並教会で受洗。74年から大阪本社で広報を担当。同年、夫妻、大学生の三人で交野キリスト教会を設立。94~99年、広報部長。2000年、定年退職。20年以上にわたり、平易な言葉で聖書のメッセージを伝え、牧師の代わりを務めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B.J.

5
●日本の神々と聖書の神を比べると、日本の神々が発生からして遠慮がちであり、自己主張せず受身でおっとり構えていることが多い。これは、大本で創造論が欠如しているためである。 ●聖書の神は、主張すること第一行からしてこの通りであるし、情報発信量がけた違いに多い。情報の受け手はもちろん人間である。創造した以上は汝のすべてに責任を持つ、という圧倒的なかかわりの意欲。記紀では無数の神々の名を記して壮観を極めるが、聖書では、神はついにただひとりのままである。その唯一の神が積極的に、うるさいほどに人間に関わろうとする。 2020/03/11

ハルバルミチル

1
サラリーマンの傍ら交野キリスト教会を設立した方の書。勤め人ならではの聖書活用術が説かれていて面白い。〈会社に対する期待、上司・部下に対する期待、自分に対する期待、それらはいつか裏切られると思ったほうがいい。〉。しかし誰にも期待せずに生きることは困難だ。ゆえに〈期待の受け皿がイエス〉なのだという。他人に過剰な期待をすればこそ、期待を満足しなかったときに恨みが発生する。従って期待を抑制するというのは精神衛生上極めて合理的な手法だと自分も考える。受け皿がイエスなのか阿弥陀仏或いは他の何かなのかはさておくとして。2017/04/12

セイバー

0
新約と旧約の違いが分かった2016/03/05

Hidekazu Asai

0
ごく平凡な人へ向けて書かれた聖書ガイドである。 著者は、企業人だが、聖書を相当、深く読み込んでいる。 必読してもらいたい。2021/03/15

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