文春新書
ビルはなぜ建っているかなぜ壊れるか―現代人のための建築構造入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166603350
  • NDC分類 524
  • Cコード C0252

内容説明

日々その中で暮し、働いているビルについて、私たちは何を知っているだろう。デザインや機能には関心があっても、肝心の、建っている仕組み、いわばビルの骨組みというべき「構造」について、一般人は殆んど知らない。どんな材料でビルは造られているのか、重力、風、雪、土といかに戦っているのか、迫りくる大地震への対策は…等々、現代人必須の知識「建築構造」の初歩を、豊富なイラスト付きで分かりやすく説明する。

目次

第1章 建物を「骨」まで知ろう
第2章 建物、それは重さとの戦い
第3章 構造材料さまざま、よしあし
第4章 なんでだろう?部材の力学
第5章 基礎―土の中は分からない?
第6章 見てみよう、正しく美しい建物
第7章 めざすは地震災害の克服

著者等紹介

望月重[モチズキシゲル]
1931年、静岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。武蔵工業大学教授を経て、現在同大学名誉教授。工学博士。その間、早稲田大学、都立大学などの兼任講師、コロンビア大学客員研究員、日本建築センターコンクリート構造評定委員会委員長を務める。専門は建築構造学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ノラえもん

2
建物が力に対抗するためにどのようにしているのかわかりやすく書かれています。力学の項目で多少式が出てきますが、イラストを用いて直感的にわかるようになっています。地震が多い日本においては勉強しておいたほうがいいかもしれません。2018/02/22

ひろ

1
図書館で偶然出会ったのが縁で読破しました。構造設計者って存在をこの本で始めて知りました。建築の世界は奥が深いんですね。素人向けで数式は少なめなんでしょうが、読破に時間がかかりました。個人的にはWTCの箇所と東京タワーの下りが面白かった。スカイツリーの構造や建築方法なども著者に解説して欲しい。。2012/09/24

Jun

0
土木系の学生は是非とも読むべき。特に1年生。今後学ぶことが、実際の設計の際どのように関わってくるかがよくわかり、全体像がつかみやすくなるはず。2013/04/11

roy

0
身近なものに例えて非常にわかりやすく建築構造を解説しています2009/11/18

saueno

0
たしかに難しい数式はないが、だからといって簡単なわけでもない。なかなか読みごたえのある本でした2009/03/20

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