文春新書<br> 勝つための論文の書き方

個数:
電子版価格
¥550
  • 電書あり

文春新書
勝つための論文の書き方

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月20日 09時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602957
  • NDC分類 816.5
  • Cコード C0295

内容説明

二十五年間にわたり、文章と考え方の指導をしてきた教授による徹底指南。論文も仕事も、勝利をつかむための極意は問いを立てることにありとして、「カフェと喫茶店の違い」「牛丼と宅急便の関係」「司馬遼太郎と山田風太郎」など奇想天外な例証を次々に挙げつつ思考のレッスンを展開する。点のとれる論文、会議に通る企画書、銀行をウンと言わせるプレゼンテーション案を書きたい諸氏は必読。

目次

第1回講義 日常生活と論文(どうせなら、日常生活に応用のきく論文の書き方はないものだろうか;自分の頭で考えることの楽しさ ほか)
第2回講義 問題の立て方(論文指導とは問題の立て方を教えること;良い問いというのは二種類のみ ほか)
第3回講義 資料の集め方(宿題タイム;資料を集める、どこで参考文献を探すか ほか)
第4回講義 論文の組み立て方(序論を書く;本論を書く ほか)

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
1949年横浜市生まれ。東京大学大学院修了。現在、共立女子大学文芸学部教授。専門は19世紀のフランス小説。『馬車が買いたい!』で第13回サントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』で第12回講談社エッセイ賞、『職業別パリ風俗』で第51回読売文学賞を受賞。文学研究・エッセイ・小説・翻訳など幅広い分野で著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

71
積読本に登録してあったがたぶん再読。論文の新しい技法書を買ったので、読み返してみた。一度拙いながらも論文を書いてみた身だからこそ理解できるポイントがたくさんあって、読んでよかったと思った。けれど自分は未知の問いの立て方というものがすごく下手なので、研究者には向いていない。ただロジカルな文章の書き方を勉強しておくと、その他のふつうの文章にも応用がすごくきくので、こういった本を読むこと自体はおすすめ。2022/05/31

テイネハイランド

11
若干ウケ狙いのタイトルにはなっていますが、中身のある本を数多く執筆されている鹿島茂さんが、自身の論文作成のノウハウについて正直に述べられています。第二回講義の「問題の立て方」には、理系/文系関係なく含蓄のあることが多く書かれているように感じ、この章だけでも読む価値はあるとおもいます。第三回講義の資料の集め方では、人文系学問特有の資料収集の難しさを実感させられました。あと、この本の企画にかかわり、自身でも模範解答となる論文プランを提出した文芸春秋の編集者(大口敦子さん)の能力の高さも、感じました。2015/11/15

tieckP(ティークP)

10
文春の編集者に対して雑談調で論文の書き方を語った本で、論文指南本か鹿島茂本かと言えば後者。蘊蓄おじさんとしての魅力は他のエッセイと変わらず堪能できる。一方で、これはおそらく無自覚風の自覚的行動だけれども、論文の書き方を指南するという体で、実はこの程度の説明では一般人が書けないことも予感させ、天才としての自己を示している。とはいえ、鹿島茂の魅力はそのくだけている傲慢さのような部分にあるわけで(街金で借金しちゃったよ、他の人以上に研究熱心だからね!的な)、論文を書く息抜きとして学生に読んで欲しい気もする。2023/04/11

かな

9
すぐに使える実際的なハウツーというより、これまで論文に触れたことがなく、論文とは何かということや論文を書く心構えについて知りたい人向け。大学生になったら一度は読んでみるといいと思う。2017/11/18

naotan

9
学生向けに書かれた本だけあってわかりやすい。ハウツーものとしてよくまとまっているけど、豊富に出てくる具体例がイマイチ(面白いけどそれで何なの?と思ってしまった)で残念。2017/07/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/495858
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。