文春新書
アフリカで象と暮らす

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602391
  • NDC分類 489.7
  • Cコード C0245

内容説明

「アフリカでゾウに関することを一生の仕事としてやってみたい」。中学生時代の志をつらぬいて、ケニアの調査小屋に住み、今日もサバンナに四輪駆動車を走らせてゾウの糞を採集する女性研究者が、ゾウの研究と保護の最前線から報告する。ゾウたちに今、何が起きているのか。野生ゾウの生態から、ケニアの国立公園事情、地域の人々との交流や支援まで、様々な視点から地球と自然を考える。

目次

第1章 ツァボでの調査研究のはじまり(調査小屋の朝;アフリカゾウの研究者として ほか)
第2章 ケニヤのゾウと人間(ある日のゾウ;ケニヤの国立公園 ほか)
第3章 ツァボの野生のゾウ(生態系の中のゾウ;ゾウの役割 ほか)
第4章 ツァボのゾウと地域住民(ビリカニ女性たちの会;日本からの反応 ほか)
第5章 ゾウ保護のための研究と活動(ツァボの地域生態系でのゾウと人間の問題;研究者の役割 ほか)

著者等紹介

中村千秋[ナカムラチアキ]
1958年東京生まれ。米国のミシガン州立大学大学院卒。ワイルドライフ・マネージメント、自然保護学、栄養学専攻。アフリカ大陸を単独放浪後、1989年より、ケニヤのツァボ・イースト国立公園を拠点に、野生のゾウの現地研究調査に着手し、現在に至る。アフリカゾウ国際保護基金(AEF‐I)研究課代表
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