文春新書
化学物質過敏症

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602308
  • NDC分類 498.4
  • Cコード C0243

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YayoiM

1
平成14年の出版で、この当時はまだシックハウス症候群がちゃんと認められていなかったと知りました。インタビューで明らかになる実例が怖すぎます。家に帰った途端に目が痛くなり鼻にツーンとくる。翌朝起きたら子供3人全員鼻血が出る。頭痛・吐き気・めまいが次第に悪化し、アトピー性皮膚炎を発症。梅雨が近づくと合板の接着剤に使われている尿素ホルムアルデヒドが加水分解して揮発量が増え、飼っていたハムスター12匹がある日全滅する。この一家は結局、新築のマイホームを逃げ出して古い実家に避難するのだが、過敏症になってしまった一家2014/08/17

銀木犀

1
この病気の名前は知っていたけど、断片的にしか知らなかったので読んで驚いた。特定の化学物質にだけ過敏になるのかと思ったら、どんどん反応する物質が増えていって、日常生活をおくるのも困難になるとは。症状ももちろん困るが、周りからは「変わった人」「ただの神経質」と誤解を受けそうなのもこわい。まずは発症のきっかけになるシックハウスなどの規制を行うことが大事だと思う。新築の家を買って病気になるなんて恐ろしすぎる。2009/11/13

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