文春新書<br> ケータイのなかの欲望

文春新書
ケータイのなかの欲望

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602230
  • NDC分類 694
  • Cコード C0265

内容説明

これほど疎まれながら、これほど普及した道具も珍しい。半世紀前、船舶電話に始まった移動電話は、いつの間にか現代人の手のひらにフィットし、誰もが手放せなくなった。そして今もなおiモードから次世代機へと進化をつづけている。人間はケータイにどんな夢を託し、ケータイはどんな暮らしを可能にしてきたのか―。これは単なる携帯電話の歴史解説書ではない。現代社会をさまよう欲望の正体を探り当てた、持つひとも持たないひとも必読の書。

目次

第1章 携帯電話が誕生するまで
第2章 携帯電話の普及
第3章 乱売合戦の果てに
第4章 携帯電話の事件簿―「悪のツール」携帯たちの悲哀
第5章 携帯電話の落とし穴―人体・社会とのあつれき
第6章 ケータイが変えた若者文化
第7章 iモードの爆発
第8章 ケータイの未来―次世代携帯電話

著者等紹介

松葉仁[マツバヒトシ]
1957年(昭和32年)三重県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。「週刊文春」記者を13年間勤め、現在、出版プロデュース会社「アトミック」幹事で、ジャーナリスト。ネット時代の経済・社会の変容を主要テーマとして追いかけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

1
携帯電話は,2000年代には誰もが持っている,手放せない物となった.しかし,それは最初から受け入れられていたわけではない.また,常に順風満帆であったわけでもない.これほどまでに広まったものだからこそ,そこにある闇も広く深い.2012/01/09

Humbaba

0
携帯電話というツールは、非常に急速に発展してきている。だからこそ、まだ上手くいかないところも少なくない。しかし、それをただ問題視するだけでなく、その問題を解決する方法を下がることこそが大切である。2010/04/08

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