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文春新書
インターネット犯罪

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601615
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0265

内容説明

インターネットの普及でハイテク犯罪は急増の一途。詐欺やワイセツ事件をはじめ、自殺幇助を請け負ったり無許可で薬物を提供したりする危険なサイトが横行し、オウム真理教もネットを活用して勢力を拡大した。殺人依頼やレイプの勧誘、プライバシーを公開した告発や中傷、サイバーテロの危険をはらむウイルスや透明人間のごときハッカーの恐怖など、防止策や法制の対応もまじえ、本書ではその恐るべき実態を紹介する。あなたを守るための一冊です。

目次

第1章 急増するハイテク犯罪
第2章 オウムもネットを利用した
第3章 毒物、自殺願望、安薬死
第4章 殺人、レイプ、中傷
第5章 アダルト・サイトとわいせつ事件
第6章 ウイルス同時感染の恐怖
第7章 ハッカーは透明人間のごとく
第8章 どうやって防ぐか―法とセキュリティ

著者等紹介

河崎貴一[カワサキタカカズ]
1954年鳥取県生まれ。早稲田大学理工学部中退。高校時代に故・岡村昭彦カメラマンに会ったのをきっかけにジャーナリストをめざす。情報誌、女性週刊誌を経て、85年より『週刊文春』記者。同年よりパソコン通信を使い始め、インターネットは94年から利用。オウム真理教の取材を契機に、ネットワーク犯罪に取り組む。産経新聞に『ホームオートメーション』、中日スポーツに『おもしろパソコン教室』を連載した。著書に『とことん使いこなそう』シリーズ(パソコンのマニュアル)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

108
14年前くらいの本ですが、インターネット関連の犯罪傾向はあまり変わっていないという気がします。様々な実例などを挙げてくれているのがかなり参考にはなると思います。この著者については様々な批判があるようですが(もともとは出版社が悪いと思うのですが)、このような本の内容であれば問題ないと思います。2015/12/21

遊未

1
平成13年の本です。「オーム」に「ドクター・キリコの診察室」。典型的な犯罪がわかりやすく紹介されています。この時代に比べると、ホームページの作成等は格段に簡単になり、素人にもできることは増えました。この時代はネットで人殺しを請け負ってくれる人を募集していました。でも、今はネットの書き込みだけでも人が殺されます。2016/01/10

のぶ

1
10年以上前の本です。これだけ古いと、ドッグズイヤーなどと呼ばれていたネット界では変化が大きすぎて何の役にも立たないだろう、と思って読み始めたのですが、その予想は半分○で半分×でした。技術的な側面はほぼ様変わりしたように思います。私自身も技術にかかわってこの20年来てるので、ああそんなことがあったなという歴史書的な感覚で読む部分です。でもネットが生活必需品になって表側の間口が大きく広がったその裏側で、闇の部分を2012年現在の様相に沿って本の章立てを行ったたら、本書とほぼ同じ構成になるのではないだろうか。2012/04/05

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