文春新書
投資信託を買う前に

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601370
  • NDC分類 338.8
  • Cコード C0233

内容説明

投資信託が第四次ブームだという。長引く低金利、老後への不安を動機として、バブル崩壊後の「失われた十年」のあいだ眠っていた1300兆円にものぼる個人金融資産が動き始めているのである。けれども、その受け皿としての投信本来の特色は、売り手にも買い手にも理解されていない。無知による悲劇も跡を絶たない。401k年金プランの中核をなす、投資信託を知るための徹底ガイダンス。

目次

1章 盛り上がる投信ブームの陰で
2章 英国が産み米国が育んだ投信
3章 ファンドマネジャーの素顔
4章 アメリカの投信隆盛の秘密
5章 日本版ビッグバンと投信
終章 投資信託は第三の金融商品になれるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

24
周りが投資信託に沸いていますので読みました。投資信託の歴史や流れがわかります。当たり前の話が熱に浮かされるとわからなくなるのだろうなと感じました。2023/12/09

Kentaro

23
80年代までは保険会社の個人年金や銀行の信託商品が主であったが、90年代からは投信が大きく伸びた。 その理由は、401kの解禁により、投資信託にリテール戦略を集中してきたからだという。 当時は、80年代のレーガノミックスで、情報通信、金融、流通分野で規制緩和などの経済政策も合間ってアメリカでベンチャー企業が台頭し、景気も上昇し、従業員の所得も上がり、自社株の値上がりで大儲けする企業家も増えた。こうして産業構造の変化が起きて、若者が確定拠出型の金融商品にシフトしていくようになった。2019/02/26

やぶやぶ

1
★2

Naota_t

1
投資信託の歴史から説明し、ファンドマネージャー(複数)の業務や日常に至るまで、当に「投資信託を買う前に」勉強しておきたいことが多分に含まれている。 意外とこういった本は少なく、巻末インデックスも参考になる。 確定給付型年金から確定拠出型年金に移行する企業も多い中、移行すれば老後の年金を増やすも減らすも運用する本人に責任が帰する。 自分で知るしか術がないので、こういうことは自分である程度知っておかないといけない、かも。内容も分かりやすくて良書です。 2012/09/28

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