文春新書
ワインという物語―聖書、神話、文学をワインでよむ

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  • サイズ 新書判/ページ数 261p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601066
  • NDC分類 904
  • Cコード C0239

出版社内容情報

聖書、ギリシア神話から近代の名作・大作までワインとヒトにまつわる面白エピソードを紹介、ヨーロッパ文明史の源流をさがしあてる

内容説明

むずかしい、わからない、だから古典はつまらない。聖書、ギリシア神話、ドン・キホーテ?当然、昔、読んでいるはずだが…。アヤシイ記憶をたよりに、私たちはそう考えながら、読むのは明日、と先送りにしてはこなかったか。ところが古典解読のキーワードは意外や意外、私たちの身近なお酒「ワイン」の中にあったのだ!ワインという視点から古典の窓を覗いてみたら、ヨーロッパの時代も、言葉も芳しい文化の香りも、グラスの中からたちのぼってきた!オオオカ流、ワインのよみかた。

目次

大洪水のあと、ノアは酔っぱらった―『聖書』
ギリシアの神々はわがままだった―『イーリアス』『オデュッセイア』
生の根源はディオニュソス―『バッコスの信女』
ワインに溺れて滅んだローマ帝国(『アエネーアス』とホラティウス;『サテュリコン』)
ワインと聖杯伝説とイギリス人―『アーサー王の死』
愛はすべてを征服す(『カンタベリー物語』;『デカメロン』)
おいらはすっぱいキリスト教徒―『ドン・キホーテ』

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