BLANK PAGE―空っぽを満たす旅

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BLANK PAGE―空っぽを満たす旅

  • 内田 也哉子【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163917917
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

虚しさ、混乱、放心状態、ブラックホール……。

「人生の核心的登場人物を失い空っぽになった私は 人と出会いたい、と切望した」

谷川俊太郎 小泉今日子 中野信子 養老孟司 鏡リュウジ 坂本龍一 桐島かれん 石内 都 ヤマザキマリ 是枝裕和 窪島誠一郎 伊藤比呂美 横尾忠則 マツコ・デラックス シャルロット・ゲンズブール

独りで歩き出す背中をそっと押す、15人との〈一対一の対話〉

内容説明

母・樹木希林と父・内田裕也をたてつづけに喪った。虚しさ、混乱、放心状態、ブラックホール…人生の核心的登場人物を失い空っぽになった私は人と出会いたい、と切望した。5年間の心の旅路を映す“対話”エッセイ。

目次

谷川俊太郎―a poet is a son
小泉今日子―the day after tomorrow
中野信子―deeper
養老孟司―who’s that fascinating person?
鏡リュウジ―mirror,mirror,what do you see?
坂本龍一―clair de lune
桐島かれん―the flowers in her hand
石内都―unseen beauty
ヤマザキマリ―a flash in the dark
是枝裕和―still walking
窪島誠一郎―the essence of solitude
伊藤比呂美―enchanted by the buddhist sutras
横尾忠則―red socks dreamin’
マツコ・デラックス―neither left nor right
シャルロット・ゲンズブール―jane par charlotte

著者等紹介

内田也哉子[ウチダヤヤコ]
1976年東京生まれ。文章家。エッセイ、翻訳、作詞、ナレーションのほか音楽ユニットsighboatでも活動。樹木希林と内田裕也の一人娘として生まれ、夫の本木雅弘との間に長男でモデルのUTA、長女の伽羅、次男の玄兎がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ネギっ子gen

58
【42歳、いのちの折り返し地点に立った私は、気づけば台風の目のような静寂に包まれていた――】5年前、私は母と父を立て続けに喪った……。大きな喪失を抱えて谷川俊太郎、小泉今日子、坂本龍一、伊藤比呂美ら15人と1対1で対峙して綴ったエッセイ集。<この喪失という名の空っぽの旅に、一歩踏み出すことにした。人生の核心的登場人物を失った私は、ありとあらゆる生業の、それぞれまったく異なる心模様を持った人間に出会いたい、と切望した。強風に薙ぎ倒された道しるべを頼りに、時に寄り道しつつ、行方知らずの放浪の旅に出た>と――⇒2024/03/20

akiᵕ̈*

35
言わずと知れた、故・内田裕也さんと樹木希林さんの一人娘である著者が、一度も一緒に暮らしたことはなかった破天荒な父のこと、母との思い出話しを回想しながら、あまりにも豪華すぎて興味深い人たち15人との対話からなるエッセイ。也哉子さんは、ほわんとした独特の雰囲気を感じさせつつも、19歳で結婚し、3人の子供たちを育て上げてきたパワフルさ、そして多彩な才能をお持ちになる、とても魅力的な方。対談されている豪華な面々の話もとても内容が濃くて、こんな豪華な人たちと対等に独特な感性で向き合える彼女こそ、大物なのではないか。2024/01/05

彼岸花

31
40代そこそこで、両親をたて続けに亡くした也哉子さん。悲しみはいかばかりか。樹木さんは娘に迷惑をかけないように、裕也さんをいち早くあの世へ連れ去ってしまったように思う。我が子に対する、最後の愛情だったのではないか。喪失の旅は、一対一の対談で形式は様々。人脈の広さは母親譲りだろう。語られる断片から、樹木さんの生き方や考え方が、也哉子さんへ引き継がれていると、ほのかに感じ取れた。人との出会いは、自分を見つめ直すきっかけにもなる。文章がしなやかでとても美しい。彼女の心が少しずつでも修復できますように。2024/04/18

青木 蓮友

25
タイトルを回収するかのような「あとがき」が素晴らしい。仏教、空の概念。希林さんの身近にした仏教がこんなふうにお子に浸透しているとは、親の背中とか習慣の影響を思い知ります。それと也哉子さんの「わたしが、わたしが」ではなく、あくまでも追随する姿勢、先頭に立たず上書きもせず、そのあり方が希林さんが裕也さんのことをずっと立ててけっして悪くは言わなかった様子に重なって。しかしあらためて也哉子さん独自の個性「いたって普通」が眩しい。「トリプルコンプレックス」というところで思わず「ホントだ」と言ってしまいました。 2024/04/15

コンチャン

21
強烈な個性を持つ父と母を持つ娘。立て続けに二人を亡くし、その空白を埋めるべく、親交のあった人たちとの対話を重ねていきます。重いテーマでもありましたが、丁寧な筆致でするすると読めました。2024/03/31

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