負けへんで!―東証一部上場企業社長vs地検特捜部

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負けへんで!―東証一部上場企業社長vs地検特捜部

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  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163916866
  • NDC分類 326.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

無実の罪によって逮捕され、創業した会社を失い、248日間にわたり勾留された男が、最強弁護団とともに完全無罪を勝ち取るまでの全記録。

●プレサンス元社長冤罪事件とは?
2019年12月、大阪の不動産ディベロッパー、プレサンスコーポレーションの山岸忍社長は、業務上横領容疑で大阪地検特捜部に逮捕・起訴され、以後248日間にわたり勾留された。しかし特捜部の捜査はずさん極まりないもので、一審で無罪。大阪地検が控訴を断念するほどの「完勝」だった。検察の見立てはまったくの誤りで、ここまでひどい捜査は珍しく、第2の村木事件と称される冤罪事件となった。

●上場企業の社長が逮捕されたとき、何が起きる?
プレサンスコーポレーションは東証一部上場、売上2000億円企業だった。その創業社長が逮捕された影響はすさまじかった。株価は急落し金融機関は資金をストップ。瞬く間に会社は危機に陥った。打てる手は自分の辞任のみ――山岸氏は拘置所の中から辞任届を提出。さらにライバル企業のトップと拘置所の面会室で会い、上場企業の売却を進めたのだった。

●録音・録画が明かした密室の取調べ
本書は事件の発端から、山岸氏と、元検事・元判事・刑事弁護の専門家・企業法務の専門家などの最強弁護団が完全無罪を勝ち取るまでを、描出するものだ。特に、大阪地検の証拠捏造事件の結果導入された可視化策により、録音・録画された検事の取調べの様子を、膨大な努力によって解析したことは大きかった。法廷で、初めて密室での検事の取り調べの模様が明らかになったのは画期的だった。そこでは罵倒、恫喝、脅迫まがいの取り調べが堂々と行われていたのだった。

(目次)
プロローグ 社長、逮捕される
第一章 危機感はゼロだった
第二章 拘置所からの辞任届
第三章 通らぬ保釈請求と持ち株売却
第四章 最強弁護団(ドリームチーム)結成
第五章 わたしはこうして2000億円企業を育てた
第六章 法廷に響いた〝完全無罪〟
第七章 検察は正義ではなかった
エピローグ わたしは運がよかった

山岸忍(やまぎし・しのぶ)
1963年、滋賀県生まれ。同志社大学法学部卒業後、大京観光(株)入社。(株)創生を経て97年に(株)プレサンスコーポレーションの前身会社設立。2020年全国分譲マンション供給戸数トップの業界大手に成長させる。19年12月、大阪地検特捜部に横領容疑で逮捕されるも、21年11月、無罪判決確定。 

内容説明

”第2の村木事件”と呼ばれる冤罪事件はなぜ起きたのか?上場企業の社長と弁護士のドリームチームが完全無罪を勝ち取るまでの戦い

目次

プロローグ 社長、逮捕される
第一章 危機感はゼロだった
第二章 拘置所からの辞任届
第三章 通らぬ保釈請求と持ち株売却
第四章 最強弁護団(ドリームチーム)結成
第五章 わたしはこうして2000億円企業を育てた
第六章 法廷に響いた“完全無罪”
第七章 検察は正義ではなかった
エピローグ わたしは運がよかった

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

112
プレサンスコーポレーション創業社長の山岸忍氏が、明浄学院事件の業務上横領容疑で逮捕され、長期間の勾留の末に無罪判決を獲得するまでの記録。検察による明らかな冤罪事件である。検察のシナリオを断固として否認した著者は248日間の勾留を余儀なくされる(人質司法)。取調べ可視化が導入されても、検察官の恫喝・罵倒は何ら変わらない。この国の刑事司法の冷たさ・非近代性に背筋が凍る思いがする。同じ大阪地検特捜部で十年前に、村木厚子元厚労省局長の冤罪事件が起ったが、全く同じ構図を繰返して反省すらない組織の怖ろしさを思い知る。2023/06/01

ma-bo

81
大阪の不動産ディベロッパー、プレサンスコーポレーションの山岸忍社長は、業務上横領容疑で大阪地検特捜部に逮捕・起訴され、以後248日間にわたり勾留された。無実の罪によって逮捕され、創業した会社を失った男が、最強弁護団とともに完全無罪を勝ち取るまでの全記録。2024/02/18

R

40
冤罪事件の当事者となった著者による当時の回顧録。検察がどのようにして立件していくかという生々しい当人による記録。見当違いな捜査を無理やり有罪にしようとあの手この手をというストーリーの組み立ては恐ろしいものがあるけども、そもそもどうして間違えたかが、一切わからないのが残念であった。事件については、検察側の弁解が聞けないのでわからないわけで、それよりか、社長の人柄と人生の方が面白そうではあり、その面白さが見誤らせたのではとも感じる。この一件による株価の浮沈被害の方も気になってしまった。2024/02/26

だまし売りNo

40
冤罪は地獄の釜の蓋を開ける行為である。プレサンスコーポレーションの元社長・山岸忍さんの冤罪事件である。強引な取り調べで検察の描いたストーリーを押しつける違法な捜査だった。逮捕や不当な取り調べで長期間拘束されて名誉が失墜し、経済的損害が出た。社長を辞任したほか、株を安値で手放さざるを得なかった。 2023/05/23

はるわか

15
法廷に響いた”無罪判決”。検察は正義ではなかった。刑事司法というのは真実を追求する場所であり、検察という役所はその一端を担うものだと思っていた。事実上、公訴権を独占するほどの強大な権限を持つ検察庁は、その権力の大きさに鑑みて慎重に行使するのではなく、いったんコイツが有罪だと決めたら、その真偽などどうでもよく、組織としてのメンツを取り繕うため手段を選ばず、なにがなんでも罪に陥れることだけを目的とする集団だった。2023/07/11

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