出版社内容情報
ハリウッドのセクハラスキャンダルをスクープ。政界・司法界に及ぶ米国の巨大な闇を暴いた。著者は30歳でピューリッツァー賞受賞。
内容説明
ハリウッド大御所プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性的虐待疑惑を追いかける若手テレビ記者ローナン・ファロー。調査の先に浮かび上がってきたのは、メディア界・政界・司法界による“悪の三位一体”だった。スパイたちの暗躍、大手メディアの裏切り。各界トップのクビが飛び、大統領をも巻き込んだ。―キャッチ・アンド・キル(捕えて殺す)とは何か。
目次
1 毒の谷(トランプ動画;誘い ほか)
2 白鯨(ひよっこ;妨害工作 ほか)
3 スパイ軍団(ファカクタ;飲料ボトル ほか)
4 スリーパー(説教;隠し立て ほか)
5 決裂(共犯者;アクシオム ほか)
著者等紹介
ファロー,ローナン[ファロー,ローナン] [Farrow,Ronan]
ピューリッツァー賞受賞作家。イェール大学法科大学院修了。ローズ奨学生としてオックスフォード大学に進み、政治学で博士号を取得。ニューヨーカー誌に発表した記事でピューリッツァー賞はじめ、The National Magazine Award、The George Polk Awardなど権威ある賞を多数受賞。MSNBCとNBCニュースのアンカー、調査報道記者を務めていた当時は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ロサンゼルス・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙にも寄稿。アフガニスタン・パキスタン担当の国務省スタッフを務めた経験も持つ。タイム誌の「最も影響力のある100人」、GQ誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた。ニューヨーク在住
関美和[セキミワ]
翻訳家。MPower Partners Fundゼネラル・パートナー。慶應義塾大学文学部・法学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務後、ハーバード・ビジネス・スクールにてMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行、クレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を経て翻訳家に。アジア女子大学(バングラデシュ)支援財団理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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