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出版社内容情報
買い物のお勧め、自動運転、がん診断、犯罪予測に作曲まで。人間生活に深く入り込んだ「アルゴリズム」の驚くべき実態を解き明かす。
内容説明
犯罪の予測に警察はアルゴリズムを使っている。被告の量刑を決めるために、裁判官もアルゴリズムを使っている。医師が自身の診断より優先させるアルゴリズム、倫理観を問われる自動運転車のアルゴリズム、芸術を数値化するアルゴリズム、民主主義を揺るがすほどの権力を握るアルゴリズムもある。人の判断より機械の判断を優先させるべきなのか?どんなときに機械に頼りたくなる気持ちを抑えるべきなのか?その答えを見つけるために、アルゴリズムをこじ開けて、その限界を見極めよう。
目次
1章 影響力とアルゴリズム
2章 データとアルゴリズム
3章 正義とアルゴリズム
4章 医療とアルゴリズム
5章 車とアルゴリズム
6章 犯罪とアルゴリズム
7章 芸術とアルゴリズム
結論 機械とともに生きる時代に
著者等紹介
フライ,ハンナ[フライ,ハンナ] [Fry,Hannah]
1984年、イギリス生まれ。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン高等空間解析センター准教授、数学者。数理モデルで人間の行動パターンを解析する研究をおこない、政府、警察、健康分析企業、スーパーマーケットなどとも協力している。TEDトークで人気を集め、BBCやPBSのドキュメンタリーの司会も務める。アダム・ラザフォードとのBBCの科学ポッドキャスト『The Curious Cases of Rutherford&Fry』は人気長寿番組になっている
森嶋マリ[モリシママリ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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