出版社内容情報
無からなぜ有が生まれたのか? 最先端の量子物理学は宇宙誕生の謎を解明しつつある。文系にもわかる。全米ベストセラーの衝撃の書。
「種の起源」に匹敵! 宇宙論のパラダイムシフト
無からなぜ有が生まれたのか? 最先端の量子物理学は宇宙誕生の謎を解明しつつある。
宇宙は平坦だった、加速膨張する宇宙、2兆年後はすべての天体が姿を消す、、。
「種の起源」にも匹敵すると賞賛された全米ベストセラーとなった本書は、コンパクトなサイズなのに、脳みそを鷲づかみにされるような濃密さに満ち満ちています。
科学翻訳の第一人者・青木薫氏による奥深く精密な文章と大胆な解説もお見逃しなく。
目次
まえがき 宇宙は無から生じた
はじめに 何もないところから、何かが生まれなくてはならない
第1章 いかに始まったのか?
第2章 いかに終わるのか?
第3章 時間の始まりからやってきた光
第4章 ディラックの方程式
第5章 99パーセントの宇宙は見えない
第6章 光速を超えて膨張する
第7章 2兆年後には銀河系以外は見えなくなる
第8章 その偶然は人間が存在するから?
第9章 量子のゆらぎ
第10章 物質と反物質の非対称
第11章 無限の未来には
あとがき リチャード・ドーキンス
訳者解説 青木薫
内容説明
ビッグバンの前には何があったのか?その最大の謎を、現代の量子物理学は解きあかしつつある。物質と反物質のわずかな非対称から生じたゆらぎ、それが今日の私たちの宇宙を形作った。それは無から有が生まれることであり、無からエネルギーが生じるという物理学の直感と常識に反したことだった。全米でベストセラー、アリゾナ州立大学の宇宙物理学者による衝撃の書。
目次
いかに始まったのか?
いかに終わるのか?
時間の始まりからやってきた光
ディラックの方程式
99パーセントの宇宙は見えない
光速を超えて膨張する
二兆年後には銀河系以外は見えなくなる
その偶然は人間が存在するから?
量子のゆらぎ
物質と反物質の非対称〔ほか〕
著者等紹介
クラウス,ローレンス[クラウス,ローレンス] [Krauss,Lawrence M.]
宇宙物理学者。アリゾナ州立大学にて「起源プロジェクト」を創設し率いる。1995年、「真空のエネルギーは、非常に小さいがゼロではない」という大胆な説をマイケル・ターナーとともに提唱。当時は異端視されたが後に見事、実証される。2012年には全米科学審議会から「公益賞」を授与された
青木薫[アオキカオル]
1956年、山形県生まれ。京都大学理学部卒、同大学院修了。理学博士。翻訳家。2007年の日本数学会出版賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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