Bunshun  paperbacks<br> アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

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Bunshun paperbacks
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163707501
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アメリカが人の心も経済も豊かな国だったのは、今や昔。米・カリフォルニア在住のコラムニストである著者は、そのデタラメさを暴きます。「福音派」と呼ばれるキリスト教右派のトンデモ洗脳教育、泥沼に陥り後始末のできなくなったイラク戦争、年収360万円の若者に2億円貸し付けて焦げ付いたサブプライムローン、相手候補への中傷合戦と化した大統領選挙……。

内容説明

暴走する宗教。デタラメな戦争。広がる経済格差。腐った政治にウソだらけのメディア…。こんなアメリカを誰が救えるのか。

目次

序章 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
第1章 暴走する宗教
第2章 デタラメな戦争
第3章 バブル経済と格差社会
第4章 腐った政治
第5章 ウソだらけのメディア
第6章 アメリカを救うのは誰か
終章 アメリカの時代は終わるのか

著者等紹介

町山智浩[マチヤマトモヒロ]
1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者として雑誌『映画秘宝』を創刊した後に渡米。現在はカリフォルニア州バークレー在住。コラムニスト・映画評論家として、『映画秘宝』、『TVブロス』、『サイゾー』などに連載をもつ。TBSラジオ『ストリーム』レギュラー出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

30
アメリカ(というかブッシュ政権)の惨状がよく分かる本。軽く読めるのが良い。(でも実はこんな国にへーこらしてる日本のが重症なのかも?)2009/06/08

さきん

29
トランプ大統領誕生のヒントになるようなエピソードがちりばめられている。変なエリートや金持ち、政治家、マスメディアの暴走を食い止められないほど、大衆の知的水準、判断能力の低さがアメリカを覆っている。ブッシュ政権末期の内容が中心となっており、主な話の軸はイラク戦争とリーマンショックになっている。マードックの話が一番印象に残った。日本も我が振りを直さなくてはならないと思うのと同時に、同盟国がここまで不安定であると外交で他の国との関係も考えなくてはならなくなると心配になる。2017/02/05

空猫

26
米国新大統領の一連の報道に,何か米国関連の本をとこれを(←良いのか?しかも10年前のコラムだし)。ブログ記事のようであまり身が入らなかったが,疑問に思っていた点が解明したり,日本じゃ報道されない事を知れた。識者に酷評だったブッシュが大統領に当選したのは?米国一流大の学生は半数以上が外国人?先進国で唯一健康保険がない?宇宙は神が作ったからビッグバンも進化論も信じないし学校でも教えない?一番怖いのは経済格差や貧困層の拡大,大学卒でも就職できず奨学金返済で借金まみれって今の日本が同じ道を辿って…( ゚Д゚)2017/03/10

さよちゃん

19
外国どころか自国の大都市にすら関心のないアメリカ人を、面白おかしく紹介するエッセイかと思っていたら、かなり痛切な政治批判、というかブッシュ批判メインの辛口コラムでした。確かに、海外ドラマを見ていると、この本に書かれている現代アメリカの問題点をよく目にします。田舎のハイスクールが舞台の「glee」では妊娠した女子高生が当たり前のように出産するし、医療ドラマ「グレーズアナトミー」では保険に加入していない患者と医者が偽装結婚したりする。「アメリカンドリーム」という言葉は今は昔の話なのでしょうか。2013/06/27

yumiusa

17
【購入】[再]町山さんの著書の中で、再読の回数が一番多いのがこの本かもしれない。面白いのと読みやすいのと、個人的に興味を惹かれる内容が多いのかな…。何故だろう(笑)2015/10/21

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