彼女は嘘をついている

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163687001
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

通勤電車で痴漢に間違われ、実刑判決を受けた著者が、あえて実名で描いた理不尽なる刑事裁判のすべて。これは他人事ではない!

内容説明

「なにもやっていないのに、どうして犯罪者にさせられるんだ」。著者は身の潔白を晴らすために闘う。とことん闘う。降りかかった火の粉は、何年、何十年かけても自らの手で振りはらう覚悟だ。やっていないものはやっていない、のだから。衝撃の痴漢冤罪手記。

目次

第1章 逮捕
第2章 取調べ
第3章 東京拘置所へ
第4章 罪状認否
第5章 証人尋問・反対尋問
第6章 被告人質問
第7章 保釈金 異例の五百万円
第8章 論告求刑 懲役二年
第9章 最終弁論・判決
第10章 控訴審
第11章 控訴棄却・上告審
第12章 上告棄却・収監

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

5
疑わしきは被告人の利益に。それは日本の、少なくとも痴漢に関する司法には通用しない。無論、痴漢は卑劣な犯罪であり、許されないことである。ただし、証拠もなしに被害者の証言のみでもって犯人を断定することは正しいことではない。卑劣な犯罪だからこそ、冤罪のダメージは非常に大きくなる。2013/10/11

貧家ピー

3
実際の冤罪被害者が、実名で書いた本らしい。 本当の話ならばひどいもんだ。被害女性もひどければ、警察・検察・裁判所も予断だらけ。2007/06/06

Yukko

2
痴漢は最悪。罪は罪として正しく裁かれるべき。ただ、被害者がか弱く見える女性だったり、証明が難しかったり、恥や世間体を考えちゃったりで、泣き寝入りや冤罪があるんだろうね。真正面から立ち向かった作者さん、それを信じ支えた奥様や周りの人がすごいと思う。 逆に、警察や検察、司法制度のダメっぷりが歯痒い。真実に胡座をかいてちゃ、足元を掬われかねない時世が怖いね。2013/01/25

市松

2
初めてタイトルと表紙に一目惚れし中身を確認しないまま購入した1冊。冤罪の話とは到底思ってもおらず読みはじめました。今のご時世男性という性別は立場がないですね…旦那に一番読んでほしい。2010/08/06

はるさめ

1
嘘をつくのは簡単だけど、嘘ではないと信じてもらうのは難しいという事実。まさに弱さも振りかざせば暴力状態。痴漢冤罪の理不尽さを知ることができた気がします。2013/09/30

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