内容説明
この本は、中学の英語までを終了した人であれば誰でも取り組めるようにつくりました。高校生でも、大学生でも、主婦のかたでも、仕事をもっているかたも、退職して英語を学びたいと思っているかたも、人生の様々な喜び、悲しみを英語で感じ、表現できるようになれたらどんなに素晴らしいことかと思いませんか。「就職」「留学」「旅だち」「結婚」「第二の人生」…あなたの夢をかなえる英語の本。
目次
1 感動を伝える―ヘレン・ケラー『私の生涯』
2 説得する―チャールズ・チャップリン『独裁者』
3 愛を告白する―スーザン・ポリス・シューツ『愛より深く』
4 謝罪する―ビル・クリントン『不適切な関係』
5 抗議する―ピーター・シェファー『アマデウス』
6 理想を語る―キング牧師『私には夢がある』
7 弁護する―エミール・ゾラ『ドレフュスは無実だ』
8 子どもの疑問に答える―バージニアの手紙『サンタクロースは本当にいるの?』
9 別れを告げる―ダグラス・マッカーサー『老兵は死なず』
著者等紹介
近江誠[オウミマコト]
1941年静岡生まれ。63年南山大学文学部英語学英文学科卒業後、愛知県立時習館高校英語教諭。67年フルブライト奨学生に合格、渡米、70年までポール州立大学、インディアナ大学大学院で「演劇・スピーチ学」を学ぶ。帰国後、非常勤講師、助教授をへて84年より南山短期大学教授。名スピーチや名セリフを解釈し、その人の気持ちになりきって朗読をさせるという独自のメソッドは、南山短期大学の学生のTOEFLの点数をわずか2年間で飛躍的に向上させるなど英語の総合力をつけさせることで有名。教え子は、その英語力でオックスフォード大学等各方面にはばたいていっている。著書に『英語コミュニケーションの理論と実際』(研究社97年度大学英語教育学会実践賞)など多数あり
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