内容説明
「ソーラーシステムのある家」、「リヤカーで運べる家」、「極彩色のペイントがある家」、「哲学書が並ぶ家」…今までの常識を打ち破る、ホームレスたちが作りあげた“生活現場”を撮影・取材した鮮烈なフォトドキュメント。
目次
充実した本棚のある空間
隅田川、食事のある風景
太陽電池のある家
親猫二匹と子猫六匹
家の移動はリヤカーで
浅草で暮らす
撤去の日
自分で描いた山本陽子と中山美穂の絵
シャッターとキャットフード
二階建ての電気屋さん〔ほか〕
著者等紹介
曽木幹太[ソギカンタ]
1967年・兵庫県生まれ。法政大学文学部卒業後、出版社勤務を経て、カメラマン、ライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岸野令子
4
「モバイルハウスのつくり方」という映画の予告篇を見て気になっているのが究極のエコハウスのこと。ホームレスたちが作ったホームの素晴らしいこと。首都高速道路公団、東京都、警察が合同で清掃とゴミの収集をする日が来る前にホームを解体/撤去して、また組み立てるために、片付けやすい工夫がなされた家々。こんなふうに暮らせるのだということを知るだけでも、この社会で生きやすくなると思う。仮設住宅のヒントにもなるのでは。2012/07/22
にゃおまる
2
ホームレスすごいな。 いや、家があるからホームレスじゃないか。本当に驚きの光景だよ。 ここまで出来るなら、仕事も結構出来る人達だと思われる。 だって、自分にはできない。 この小スペースでの快適空間(笑) 悠々自適そうで恨ましい! 住んでる人達のプロフィールが詳しくあるともっとよかったかも。2015/08/29
ゴルヴァチョフ書記長
0
『0円ハウス』、『ダンボールハウス』、と読んで、最後は本書で決まり。
蘇芳
0
上野公園は撤去されちゃったけど、んまーすごい。ホームレスだけどレスじゃない。2007/03/19
necoko19
0
★★★2010/10/23
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- 和書
- 自分を信じる力