零戦燃ゆ〈渾身篇〉

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零戦燃ゆ〈渾身篇〉

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  • サイズ B6判/ページ数 572p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163629803
  • NDC分類 916
  • Cコード C0031

出版社内容情報

世界に冠たる名機零戦も特攻機となり、搭乗員たちは次々散華して行く……マリアナ失陥から終戦までの零戦をめぐる感動のドラマ!

内容説明

硫黄島、沖縄、そして本土と日本軍が後退を続ける中、懸命の奮闘を続ける零戦搭乗員と技術者たち。零戦をめぐるドラマを軸に,日米決戦を今日的な複眼の視点から描く渾身の力作。

目次

第1部 サイパン島放棄で日本本土防衛の生命線が崩れる。その状況下で一少尉の提案の特攻用人間爆弾の開発が直ちに採用されたのはなぜか。
第2部 日米決戦は空海において技術と情報の対決の様相を一層濃くする。日本海軍の台湾沖航空戦の戦果判断の誤りは禍根を残すことになる
第3部 ついにレイテが天王山となる。複雑な海空戦で日米双方に指揮官の判断ミスが相次ぐが、日本側は情報システムの欠陥が致命的となる
第4部 米海軍は特攻機対策にORまで導入。B29の本土空襲が開始される中で、三菱・中島の工場が大地震で崩壊、多数の学徒が犠牲となる。
第5部 『大和』は消え、桜花隊は全滅。烈風・秋水の開発が遅れる中で、紫電改隊が獅子奮迅の活躍。だが、飛行隊長が1人もいなくなって―

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

零水亭

25
(10代後半の時、大学受験そっちのけで読みました← 💦)零戦部隊ではありませんが、松山の三四三空のことも詳しく記載されていました。

紫電改

1
3部作をやっと読了、最後の方はなんだかあっさりした内容でした。著者の書き疲れもあるだろうなと感じました。米国との戦争は物量の大きな差だけでなく、技術力や情報戦略にも屈したのが悲しいほど理解できた。今でも世界一の軍事力をもつ国だが、あと100年は続かないような気がする「栄枯盛衰」2023/04/16

おい

1
零戦そして日本軍の最後が纏められている。工業力、技術力だけでなく、思考面でも力及ばなかったが、個々では日本らしくキラリと光るものがあったように思う。これぞノンフィクション作品。 ★★★★★2017/06/03

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