最後の波の音

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  • サイズ B6判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163595108
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

癌と闘いながら書き続けられた最後の作品集。

目次

私の「男子の本懐」(出社したら潰れていた;郵便局と私 ほか)
人はさびしき(外道;古新聞育ち ほか)
向田邦子の語彙(そのうちみんなアメリカ人;ファンレター ほか)
花柳界の行方(私は映画と和解してない;芸人というもの ほか)
寄せては返す波の音(問答は無用である;「写真信仰」揺らぐ ほか)

著者等紹介

山本夏彦[ヤマモトナツヒコ]
大正4年、東京・下谷根岸に生れる。16歳で渡仏、パリのユニヴェルシテ・ウヴリエールに学ぶ。24歳のとき「年を歴た鰐の話」の翻訳を「中央公論」に発表。戦後、工作社を設立、雑誌「木工界」(現在の「室内」)を創刊する。同誌に「日常茶飯事」、「文芸春秋」に「愚図の大いそがし」、「諸君!」に「笑わぬでもなし」、「週刊新潮」に「夏彦の写真コラム」を連載、最期まで書き続けた。平成14年10月、胃癌のため死去。菊池寛賞、読売文学賞、市川市民文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sin64

1
安楽椅子探偵ならぬ、安楽椅子コラムニストな山本さん。本人がいうとおり、いつも同じことを書く。それなのに読みたくなる。あー、この話か、と思いつつ、じーちゃんの昔話を聞かされているような。時代の流れと人柄が伝わる。2012/10/25

depo

0
図書館リサイクル本。稀代のコラムニスト。2022/09/02

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