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内容説明
リリー&ナンシー、最初で最後の対談集。
目次
「バンドエイド」か「サビオ」か、それであなたが露呈する
福田和子はなぜモテる?「すごいテクらしいんですよ」
インターネット普及で、はいたパンツの返品急増!?
近くて遠きは編集者。愛憎渦巻く!?締め切り最前線
行く世紀、来る世紀。気を緩めるのはまだ早い!?
可愛い顔でこんなことを。本当は怖い?動物の話
「ポジティブ」全盛の世は妄想しつつ諦めていこう
約束の泣き、借物の笑い。私のことならほっといて
春。始まりの季節。新生活のクサい罠とは?
タキシードとVシネマ。それは男の見だしなみ〔ほか〕
著者等紹介
ナンシー関[ナンシーセキ]
1962年生まれ。消しゴム版画家、コラムニスト。2002年6月に逝去
リリー・フランキー[リリーフランキー]
1963年福岡生まれ。イラストレーター。武蔵野美術大学卒業。コラムニスト、構成作家、カメラマン、アートディレクターなど多岐にわたり活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょうこ
11
コロナ禍時代で、人と他愛もないおしゃべりをトコトンすることも無くなったこの頃。この本をチョビチョビ読んでる日々は、隣の客のおしゃべりを聴きにスナックでも行くかのような幸せな時間だった。お互い一方的過ぎず、合いの手上手で、突っ込み上手。しゃべらせ上手。カラオケ話とか、音が聞こえてきそう。毎話、リリー&ナンシー、それぞれの絵もついていて。デラックスで軽妙な23話。ただ、残りページが2、3センチぐらいの薄さになったときは、待ち受ける運命の足音を思うと、悲しくて怖くて…辛かった。2002年刊行。2021/07/02
ぴかりん
10
対談集って苦手でほとんど読んだことないのですがこれは面白かった。やはり、ナンシーさんの力が大きいのだと思う。ラストのリリーさんの追悼文は切ないけど素敵な文章でした。2015/03/14
こまっちゃん
9
リリーさんとナンシーさんの、なんとも言えない風味の対談集。ナンシー関さんが亡くなった事が本当に残念です。2017/06/19
nonpono
8
当時、連載を愛読していたがリリーフランキーが、のちにあんなにいい役者と名作を書くとは。対談には長嶋一茂や松岡修造の行く末やピエール瀧の色気に言及するが、一茂や修造はテレビ朝日の特番の顔だし、ピエール瀧の演技力は開花する。20年以上前の対談とは思えない。ナンシー関とリリーフランキーは、良い意味で噛み合う。良い意味で夜のスナックでお酒を飲みながら、隣の席から聞こえる面白い話にクスッと笑うような心地よさがある。誰も傷つけない。わたしもリリーフランキーが指摘するように、ナンシー関に「美文家」の称号が似合うと思う。2023/08/11
読み人知らず
7
濃い2人の対談集。面白かったけどもっと面白かったかな。リアルタイムなら。2016/11/26