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とらちゃん的日常

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163578309
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

来世はネコに生まれたい!天に星。地上にネコ。神さまは粋なものを創られた。中島らもにとって、とらちゃんは救世主…のはずが。

目次

ネコが飼いたい!
とらちゃんの受難
幻覚キノコを召しあがれ
おれの罪を洗い流せ
実録・らも動物園
避妊手術…ごめん
とらちゃん争奪戦
トロに負けるな
スタジオの仏像
講演芸人、東海道をゆく〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

40
著者を殆ど知らずに猫に釣られて読む。とらちゃんとふくちゃんの写真が可愛くて、途中からはエッセイを読まずに写真だけを楽しみました。らもさんは私にとっては宇宙人の如し。猫にマッシュルームを与えた時点でバツ。大人の人間は自己責任で良し(本当はバツと思ってますが)ですが、猫に与えるとは猫好きとは思えない。その後も我慢して読んでましたが、どうにも相性悪し。ファンの方ごめんなさい。2018/07/12

ホークス

40
らも氏の事務所に子猫のとらちゃんがやって来た。氏にとって猫は孤高で神聖な生き物。とらちゃんを撫でながら自分の悪業の数々を思い起こすのも、猫の高貴さが洗い清めてくれる気がするからだ。氏が中学の頃、金を無心に来たアル中の伯父を追い返した。後に野垂れ死んだ伯父だが、今更ながら自分にも同じ血が流れている事を痛感する。他人事と思えない人も多い筈で、自分にも重いものがある。とらちゃんの居るドタバタと泣き笑いの日々は、確かに氏を洗い清めている様である。不幸な男に訪れた天使の話だと思うのは感傷的過ぎるだろうか。2018/02/18

ぐうぐう

38
1999年から2001年まで「CREA」に連載していたエッセイを収録。ふとしたことから猫を飼うことになった中島らもの、猫(とらちゃん)との触れ合いの日々が綴られているのかと思いきや、いささか違うのだ。もちろん、とらちゃんのことは書かれているのだが、執筆中の小説のこと、ライブのこと、舞台のこと等々、多忙ならものクリエイティブな日常が、それこそとらちゃんは何処へ?という感じでおもしろおかしく描かれている。しかし掲載誌「CREA」の読者を意識してか、(つづく)2024/01/22

宇宙猫

24
★★ 途中で飽きちゃって残りは猫のとこだけ読んだ。とはいえ、写真がいっぱいあって凄くかわいい。2017/04/30

myunclek

12
可愛いネコのとらちゃん。破天荒な中島らもの生活が垣間見れる楽しい一冊。ネコとらもの相容れない様が目に浮かぶ。2018/07/02

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