出版社内容情報
若者を説得することは可能か? ご存じ土屋先生が、抱腹絶倒の笑いにくるんで人生の機智を語る絶妙のエッセイ。週刊文春好評連載
内容説明
本書を読むとすべてが疑わしくなる。常識も人間も哲学も天気予報も疑わしくなる。とくに著者のいうことが疑わしくなる。「週刊文春」大好評連載エッセイ。
目次
言の章(無駄なものが多すぎる;試験監督は疲れる;より敏感に ほか)
語の章(何のために眠るのか;権威に訴える論証;楽観的すぎる ほか)
道の章(荷物の法則;信用される方法;デタラメな信じ方 ほか)
断の章(通る意見の法則;何がうれしくて;論理の三段跳び ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アト
4
友人に薦めてもらった本。ちょこちょこ読むのにいい。「わたしは花粉ではない」に笑った。2016/09/30
sachi
3
気がつくといつの間にか声を出して笑っているのである。一番好きな部分は論証によるダイエット。2019/11/14
沙織
1
笑いが止まらない。 1編5ページの短編でこんなに笑えることがあるのかと自分で自分に感心した。 どこがどう面白いと書いた時点です全てがネタバレになる可能性がある。 土屋先生のみならず、奥様、助手さん達とのやりとりも爆笑必至。 何気なく見落としている日常の不思議を土屋先生が独自目線で解説して下さる有難さ。 土屋先生の御本を全て読破すると人生が乗り切れそうな気がします。 土屋先生の卓見のみならず、助手さん達の見事な切り返しは素晴らしい・・・! 参考にしたいです。 2022/12/16