出版社内容情報
「癒し」を求めた彼らが、なぜあの犯罪に行着いたのか?信者へのインタビュー、河合隼雄さんとの対話によって現代の病理に迫る
内容説明
救いを求めて旅だった若者たちはなぜこんな所に辿り着いてしまったのか?地下鉄サリン事件を生んだ「たましい」の暗闇に村上春樹が迫る。オウム信者徹底インタビュー。
目次
インタビュー(「ひょっとしてこれは本当にオウムがやったのかもしれない」(狩野浩之)
「ノストラダムスの大予言にあわせて人生のスケジュールを組んでいます」(波村秋生)
「僕にとって尊師は、疑問を最終的に解いてくれるはずの人でした」(稲葉光治)
「これはもう人体実験に近かったですね」(増谷始) ほか)
河合隼雄氏との対話(『アンダーグラウンド』をめぐって;「悪」を抱えて生きる)