シブい本

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シブい本

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163529509
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

昨今群をぬく注目株。雑本古書漫画から哲学書まで、ジャンルにこだわらず本と遊ぶ人。気随気侭が信条の、これぞ散歩的雑学の粋

内容説明

のらくろ、プロレス、福田恒存。さらにデリダ、バルト、そして『パサージュ論』のベンヤミン。都市の雑踏を歩行する刺戟と歓喜、そんなカーニバル気分あふれる一冊。閉ざされた時代を生きるちょっとしたヒントがこれだ。

目次

のらくろひとりぼっち
江分利満氏の華麗な生活
明治百話
類推の山
上方芸能列伝
絶望の精神史
さらば国分寺書店のオババ
捕物の話
葬送
星を喰った男〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tjZero

1
渋い本ばかりを集めた書評集。ラインアップこそ地味だけど、読んで受けとる刺激はキラキラ&ギラギラしている。好奇心が触発され、何冊も挙げられた署名をメモしてしまった。漫然とではなく、類は友を呼ぶ…みたいなつながりのある読書を、本書をきっかけに目指してみたい。2020/07/22

Seagull

1
坪内祐三さんの選んだ非常に偏りのある(笑)、しかしながらこういう書籍が好きな人間にとってはたまらないという書評集です。 それにしても、まさにこれだけのシブい本の数々をしっかりと読みこんでおられる坪内さんの読書量は半端じゃありません。 氏が明治大正の文壇史に詳しいことはこれまで読んだ著作から知っていましたが、西洋哲学史や思想史に至るその守備範囲の広さにも驚きました。 「シブい本」という名のこの本こそがシブい本であり、活字中毒者にはたまらない1冊なのでありました。 2012/01/04

siomin

0
ベストセラーというわけでなく,書店で大きく陳列されるわけでもない本を中心に取り上げた書評集。確かにシブいものの,面白そうな本はたくさんありますし,博覧強記の著者が紹介しているので,非常に役立ちます。惜しむらくは,1990年代の本と少々古く,「シブい本」ばかりなので,入手できるのが限られるところでしょうか。著者を見倣い,古本屋を丹念にチェックするしかないかな。2023/07/26

 

0
これは面白い。読みたい本をメモっておいた。2019/01/23

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