五衰の人―三島由紀夫私記

五衰の人―三島由紀夫私記

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163522302
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0023

出版社内容情報

これは単なる三島論ではない。作家、行動者である以前に「いい人」であった三島を哀切の思いで描いて、日本、日本人とは何かを問う

内容説明

三島事件の前日・当日&翌日。「あの日」から四半世紀を経て沈黙の記者が彫る「三島さん」の墓碑銘。

目次

第1章 死者と対話するように
第2章 初の体験入隊
第3章 「四年待つた」とは?
第4章 バンコクで再会
第5章 プールサイドの会話
第6章 『和漢朗詠集』の一句
第7章 林房雄にからむ謎
第8章 いつ死の覚悟を?
第9章 その前夜まで
第10章 十一月二十五日
第11章 死後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くれの

3
改憲論争が穏やかならぬ今、感慨深く彼の命を賭した言動を追いました。彼の懐に入った著者ならではの視点は斬新でかつ本質を見事に切り分けているように映りました。まだ途中の豊饒の海を天人五衰まで早く読みたくなりました。2014/05/23

冬薔薇

0
毎日新聞記者と作家との交流。1975年11月25日に選ばれたジャーナリストの市ヶ谷へのリアルな記述。2008/06/24

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