出版社内容情報
ダ・ビンチの水上歩行器、源内のエレキテルはじめ古今東西の傑作カラクリ技術から読み解く新発想・新発明・新発見のヒント。図解付き
内容説明
ダ・ビンチ、平賀源内の発明品をはじめ古今東西の傑作「からくり」技術で読み解く新発想・新発見・新発明のヒント。図解付き。
目次
「私生活への入口」から―鍵と錠前
“ミナモノ、ススメ”―鏑矢
オランダ人の丸太―ログ
タテ焼き団子の技術史―鉄加工技術
お金の穴―貨幣
獣医の発明品―タイヤ
殺傷力を高める“帯”―銃弾
すべての道はローマに通ず―自動距離計〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるっちょ
1
「からくり」と一言でいえど千差万別。ヴォーカンソンのアヒル、蚕用の温度計、貨幣の穴など雑学的なものが多い。 電話を開発したベル博士は生理学者で、「メッキ」は日本語で漢字では「鍍金」と書く。カンナミとはカンナの刃のことである。九九の起源は中国である。不定時法時計(クロノメーター)、天使時計、聖水販売機、ガリ版などの説明もある。ゴルフボールのえくぼもからくりの内の一つだと知って驚きを隠せない。 からくりというより「技巧」か。2015/10/01
Riko
0
図書館で借りた2010/06/03