楽園〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163262406
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あの『模倣犯』の中で大活躍したフリーライター・前畑滋子が再び登場。現在はフリーペーパーのライターをしている滋子のもとに、萩谷敏子という女性が現れる。事故で死んだ12歳の息子が、実は予知能力を持つ超能力者だったかも知れないので、その真偽を調べて欲しいという依頼だった。彼は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、自分が描いた「絵」で予言したというのだが・・・。敏子の亡き息子への強い思いを感じた滋子は調査に乗り出すが――。

内容説明

「模倣犯」事件から9年が経った。事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、荻谷敏子という女性が現れる。12歳で死んだ息子に関する、不思議な依頼だった。少年は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていたという―。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京都生まれ。87年に「我らが隣人の犯罪」で第26回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。92年に『本所深川ふしぎ草子』で第13回吉川英治文学新人賞、『龍は眠る』で第45回日本推理作家協会賞を受賞し、93年には『火車』で第6回山本周五郎賞を受賞。97年に第18回日本SF大賞を『蒲生邸事件』で、99年には『理由』で第120回直木賞をそれぞれ受賞した。2001~02年にかけて『模倣犯』により第55回毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞と第52回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。07年には『名もなき毒』で第41回吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。