• ポイントキャンペーン

まんまこと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163258409
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

呑気な跡とり・麻之助が人情のもつれをさばきます!
江戸は神田の古い名主の家に生まれた麻之助。支配町から上がってくる奇問に幼馴染の色男・清十郎、同心見習の吉五郎と取り組むが・・・。

内容説明

女好きの悪友が念者のふりをしろと言いだした!?嫁入り前の娘にできた子供の父親は一体誰なのか。玄関で揉めごとの裁定をする町名主の息子として生まれた麻之助。これが、たいそうなお気楽もので、周囲は気がもめるのだが。ふうわり胸が温まる畠中恵ワールド新シリーズ。

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒業後、漫画家アシスタント、書店員を経て、漫画家デビュー。「しゃばけ」で第一三回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、作家活動を開始する。「しゃばけ」シリーズは巻を重ねるごとに、ファンを増やし、一大人気シリーズに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazu@十五夜読書会

72
文庫読了済み(ハードカバーもダブル登録で、共読本に反映)まんまことシリーズ第一弾。江戸時代の自治の仕組み町名主の、跡取り息子麻之助を取り巻く幼馴染の仲間と問題を解決する短編集。麻之助は16歳を境に評判の良い若者からお気楽な放蕩息子に化けてしまった。その理由が、事件解決・父親の代わりに発想力を発しし裁定する中で、明らかになる。二つ年上のお由有に対する『これ未練』親友の縁者のお寿との縁談。これから先どうかかわりあうのか?楽しみなシリーズです。②こいしり③こいわすれ 読む順が大事なシリーズ(BY菜花さんの助言)2013/01/31

Yuna Ioki☆

66
941-144-23 畠中恵ワールド全開(笑)江戸時代を始め武士の時代のストーリーは苦手なのだがしゃばけを始め畠中恵作品は楽しく読める。夏ドラになるようなのでしっかり内容を覚えておかなくては(*´∀`)2015/04/22

万葉語り

63
多分再読。シリーズ1作目。まんまことは真実なのかままごとなのか。町名主候補の麻之助が親友の清十郎と吉五郎とともにちょっとしたいざこざを解決していくシリーズ。お寿ずさんを麻之助に託して逝った又四郎の存在がなかなか重かった。2021-0322021/03/24

うりぼう

50
明代さんお気にりの畠中本。借りました。町名主の制度というか、江戸の治安がどう守られていたかが、よく判ります。警察官をほとんど増やさず、住民に仕切らせる手法は、今の社会からみると画期的。それだけ大人が成熟していたということ。いつの間に、私達は社会の一員としての大人になることを拒否し、その責任を政治や行政という他者に押しつけてしまったのか。その大人への仮免中の3人トリオが、縦横に活躍する。麻之助は、顔もよく、頭も切れるし、腕っ節も強いとちょっと可愛げに欠ける。吉五郎の出番が少ないのが残念。今後の展開に期待。2012/12/17

パフちゃん@かのん変更

50
名主の息子麻之介、書かれているほどお気楽にも思えず、しっかりしていて頭もよく気も優しい。幼馴染のお由有に恋した16歳の日、お由有を守ることができず、そのことをずっと引きずっている。お由有は同じく幼馴染の町名主の息子の父親のところに後妻にいき、月足らずの子を産んだが守られて幸せに暮らしてる。麻之介の恋の行方は・・・この度出会ったおすずさんとの縁談の行方も気になるところ。2012/07/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/580482
  • ご注意事項